汗かく夏でも快適な下着 - cozy-nest　小さく整う暮らし

汗を適度に吸収し、また速乾性も高く、臭わない、肌に優しい、天然素材といえば。

もちろん、メリノウール。

夏も、肌着はメリノウールで決まり。

ウールは、冬の素材、と思い込んでいませんか？

「天然のエアコン」と言われるメリノウールなら、薄手なら夏でも快適に着られるんです。
夏は、タンクトップを愛用しています。

外では、ワンピースが多いですが、下にはタンクトップと短パンを着用して
家では、ワンピースを脱いでタンクトップと短パンだけ。
寝る時も、タンクトップ。

国産のメリノウールを見つけたので、昨年買ってみました。

いままで、薄手のメリノウールのタンクトップは、あまり選択肢がなく、海外の登山ウエアブランドのものを使っていたのですが、円安の影響もあり、かなり高かったのです。

日本製のこちらは半額以下。

購入時にはこのようなタグが付いていました。

何度も登山やウォーキングなど、汗をかくシーンで着用しましたが、まったく登山用のメーカーのものと遜色ありません。

また、海外メーカーのものは、身体のラインを拾うようなちょっとフィットしたパターンが多いのですが、SPANのタンクトップは、比較的ゆったりめにできているので、体のラインが気になるアラフィフでも、1枚だけで外で着用も可能です。

（まあ、1枚で着るのは室内か、近所の買い物くらいですが）

しっかりと汗を吸収し、発散してくれるので、いつでもサラッとしていて心地よい。

以前は、天然素材というと、コットンやリネンが好きでした。

コットンは、たしかに、肌触りはとってもいいのですが、いちど汗で濡れてしまうと、乾きが遅いのが難点。
また、リネンは、薄手のものは乾きが早いですが、薄手だと汗はほとんど吸収しないため、汗をかく季節の肌着には不向き。どちらかというと、肌着の上から薄いリネンをふわっと着るほうが向いていると感じます。

また、他の素材よりも重量あたりの吸収性が良いのが特徴。

多く汗をかいても、下着が汗を吸い取ってくれ、乾きやすいのですぐに発散させてくれます。

また、メリノウールの防臭性は、汗をかく夏に本領が発揮されます。

他の素材と比較すると、飛び抜けて臭わない素材なのです。

縦走登山する人は、3日も4日も同じウールの服を身につけます。すこしでも荷物を軽くしたいから、着替えはそんなに持っていけない。そんな時でも、臭わないメリノウールなら、着続けられるというわけです。

そして、コットンやリネンにはない利点として、真冬にも当然使える、ということ。
冬に一番下に着れば、保温性がアップします。

実は、昨年くらいから、更年期のせいか、ホットフラッシュがでることもあ理ました。でも、メリノウールなら快適。汗をかくシーンほどメリノウールの本領は発揮されます。

メリノウールの靴下を夏にも履くようになってから、その心地よさを実感。
年中使えるから、季節に寄って下着をあれこれ揃えなくてもいい。
オールシーズン使える＝ミニマリスト好みです。

私の購入したのは、こちらの「マウントブレスウール」。
薄手なので、白は透けそうだと思い、黒にしました。黒は1枚で着用しても透けません。

すっきりめシルエットのこちらも試してみたい。