自炊できるだけでありがたい - cozy-nest　小さく整う暮らし

今年の年末年始は、中学生の冬休みとほぼ同じぐらい長い休暇が取れました。
旅行でほとんど家を空けていて、家にいたのは数日だけ。
恒例のお節を一緒に作るのに友の会から誘われたのですが、なかなか都合がつかず、今年も一人で作りました。

新年早々、泊まりがけで家を開ける予定があったからこそ、年の初めの数日間は、献立を気にしたり、お料理をしなくてもいいように、お祝いの意味もある保存のきくお節を作っておいて正解でした。

長らく友の会の協力炊事でおせちを分担して作っていましたが、コロナで数年間中止に。そのうち、一人で作るのに慣れてくると、いつもの週末の作り置きの延長くらいでできるようになってきました。

備忘録のため、今年のおせちを残しておきます。

紅白なます
かずのこ
ナッツ入り田作り
柚大根
黒豆
かまぼこ
くりきんとん

おにしめ
ぶり照り焼き
エビの旨煮
鯛の子風煮
棒たら

いつもよりセーブして作ったつもりだったけど、息子が一人旅行で不在だったぶん、煮物の野菜系は余り気味でした。柚大根と紅白なますは味がちょっと被ってしまい、いつもの柚大根の方がすぐに売れました。

好評だったのは、ローストビーフ、くりきんとん、ナッツ手作り、柚大根。
来年は、煮物はもう少し少なめでもいいかな。

それぞれの食材の中に、縁起物、願い、祈りを詰め込んだおせちです。

毎年、新年に入手するお守り。今年は初詣に行った神社ではなく、北海道の帰りに東京に寄ってきた息子に頼んで、東京の神社で買ってきてもらいました。

お守りは、合格祈願、縁結び、厄除けなどそれぞれの願いに合ったものがあるけれど、たいてい願いはひとつずつ。

そんな中、欲しかったのが国家安泰&家内安全、ふたつの願いを成就するお守り。よくばりお守りです。

しかも、刺繍の入った布袋に入っているのではなく、防水パックに入っています。私は、登山に行ったりするので、御守りはいつもシールできる袋に入れて持ち歩いていたけど、これなら多少の降雨でも安心。

お財布などに入れて持ち歩ける仕様になっているみたい。
薄型・コンパクト・防水。まさに自分にぴったりです。

明日は鏡開き。今から小豆を炊こうかな。
自由に食事の支度ができて、それを子どもたちに食べさせられて、暖かい布団で寝ることができるこの日常は、どんなにありがたいことでしょう。

お風呂から上がって寝る前には、少し照明を落とします。
愛用のソーラーランタンは、災害時だけでなく、キャンプやテント泊の登山、そして普段からもつかっている優れもの。

今も、北陸では寒い中、ライフラインが途絶えたり家に帰れない人々が不便な生活を強いられています。
そんな辛さには全く敵わないません。

でも、昨年のちょうど今頃に行った、雪の山の中のキャンプの失敗を思い出し、普段から、なるべく「いざというとき」に想いを馳せるようにしています。

台風で、2日間の停電と断水。このときは、水の大切さを痛感。なにはなくてもまず水が大事！
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