【子育て】自炊に必要なのは、1％の気力と1つのフライパン

昨年春就職して家を出た長男。
この春からしばらく海外研修のため、下宿を引き払い、彼の持っていた少量の荷物が家に戻ってきました。

その荷物の中で、この春休みに活躍しているのが、このキャンプ用のフライパン。

一人分のやきそばやラーメン、炒飯など、野菜などの具材を多めにいれてちょうどいいくらいの大きさ。仕事で忙しい中、自炊もしていた長男はかなり重宝していたようです。

さっそく我が家に来た長男お下がりのフライパンは、春休み中の次男、三男のお昼ご飯に大活躍。

パスタ好きの三男は、好きな料理youtuber、ファビオさんの出したレシビ本「至福のおうちパスタ」を見ながら、自分でいろいろ作って試しています。

パスタを別茹でせずに、直接フライパンに入れて一人分作ってしまう、その名も「ワンパンパスタ」。

ワンパンパスタは、パスタ料理をすべてフライパン1つで作る調理方法のことです。別の今ので、お湯を沸かしパスタを茹でたり、具材を痛めやっておく必要がないので、一人暮らしの人から家族のご飯を作る人に特にオススメです。パスタ作りをより楽に、美味しくしてくれるとっておきの調理方法です。

・ラクなのに、とにかく美味しい
1つのフライパンしか使わず、簡単な工程で作りますが、とても美味しく作れます。「簡単な調理=味は妥協」と思っている人には驚きの調理法でしょう。

・ゆで時間に、洗い物も完了！
パスタと具材を煮込む時間は手が空くので、洗い物や他のおかず作りに集中できます。
身の回りが整った状態で料理が完成するので、気持ちよく食事が楽しめます。

・よりうま味を感じるパスタに
オイルに移した香り、素材から出た自然なうま味、具材とパスタを混ぜ合わせたときの一体感など、一緒に煮込むからこそおいしいパスタ料理になります。

私も、以前からパスタを別茹でしない方法は取り入れていましたが、ファビオさんの本通りにやると、仕上がりが格段に美味しくなります。

フライパン一つで調理して、フライパンを食器代わりにそのまま食べる、というあまりロマンのない食し方ではありますが、非常に合理的。

パスタは、1、2人分くらいならまだ上手に作れても、4、5人分同時に調理すると、盛り付けている間にパスタに火が通ってしまい、仕上がりがいまいち、なんてことを経験してきました。

家族全員分のときじゃなくて、自分だけ、または自分ともう一人だけ、なんていう時にも、手軽に美味しくパスタが食べられる方法としては、「ワンパンパスタ」はとっても実用的。

家にはちょっとしたサラダや野菜たっぷりのスープを用意しておけば、あとは子どもが自分で勝手に昼ごはんを作ってくれる日は、とってもとっても助かります。

材料も冷蔵庫にありそうなものばかりでできるのに、どれも美味しそうだし、作ってみるとほんとうに美味しいレシピが載っている、ファビオさんの「至福のおうちパスタ」。

簡単に美味しいものが自分で作れる技術は一生もの。
子どもにもその技術は習得して欲しいと思っています。

最低限の道具とノウハウがあれば、料理は誰でもできることを知ってもらうこと。
親ができることは、そんな環境作りぐらいなものです。

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