ものの価格は、それが入手しにくくなればなるほど、跳ね上がります。
マグカップ一杯の水が、300円の世界。
陰謀論ではありません()
富士登山のときの出費を先の記事で書きました。
水 ペットボトル2本 で1000円。
2リットルのペットボトルじゃなく、
500mlのペットボトルです。
100mlで100円。
富士山頂の自販機。
湧水がない山の上は、水が貴重です。
山小屋では、はじめて、一滴も水を使えない一晩を過ごしました。
お風呂はもちろん入れません。
バイオトイレで用を足した後は、アルコールで手を清めます。
山小屋で出る食器は、洗わなくていいように全て使い捨て。
山小屋のメニュー。
水が全く使えない中、登山後の汗は、ウェットシートとスプレー容器に入れたアルコールが大活躍しました。
汗をかいた身体を全身拭くことができると、お風呂に入れなくてもかなりさっぱりすることができました。
また、使い捨てのウェットシートだけでなく、小さいハンカチにアルコールを噴射して装備や身体の汚れを落としました。
美しくも過酷な、大自然の環境。
富士山の山小屋での、水が一滴も使えない夜の体験は、多くの学びがありました。
そのあと、大阪に帰ってきてすぐに、最大規模の台風が近づくというニュースが流れました。
念のため、迷わず浴槽には水をため、また手持ちのウォータータンクに飲める水を用意しました。
幸い、台風はかすめて、貯めた水は使うことなくその日のお風呂になりました。
浴槽に入れた水は、ちょっとだけ塩素を入れておくと、腐敗を防げます。濃度を守れば飲用にも。
わが家で使っているウォータータンク。3つ(30L分)所持しています。折りたたみできるので、収納にかさばりません。キャンプや釣りにいくときにも持っていきます。
ウェットシートは、たまにしか使わないと乾いてしまうので、少量パックを多めに買っておく方が使い勝手がよいです。
普段、1日に何度も手を洗ったり、うがいをしたり、食器を洗ったり、お風呂に入ったり。
日本では、飲める水をトイレにも流しちゃうような、とっても贅沢な水の使い方をしています。
5年前の台風で、停電、断水になった時も味わいましたが、水が使えないと普通の暮らしができません。
大きな災害は御免ですが、時折小さい台風や小さい地震がくることで、備えを見直すチャンスにするのは良いことかもしれません。
いつでも、水道から水が飲める。
毎日、お湯をたっぷり使って、お風呂に入れる。
なんて恵まれた環境に住んでいるんでしょう。
失ってみないと、すぐそこにあるほんとうに大切なものには、気づけないもの。
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