cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

50代、まだいける!友人と1泊2日の初体験


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GWは息子の部活の試合の付き添いと応援が目白押し。

その合間に、友人と泊まりがけで小旅行に行ってきました。

連休は長距離の新幹線や飛行機の遠出は人だらけで移動が大変。
高速道路も混雑するので、できるだけ他の手段で行けるところを探します。
とにかく混雑と人混みが苦手なんです。


結局、在来線で行ける、高島トレイルを歩いてみることにしました。

高島トレイルとは


高島トレイル(たかしまとれいる)は、福井県境嶺南と滋賀県高島市の分水嶺に連なる尾根を結ぶ登山道である。福井県と滋賀県より直接山頂へ通じる登山道を始め尾根伝をトレイルランニングやトレッキングで縦走できる。

高島トレイル - Wikipedia


今回、1泊2日の山行ですが、泊まるのは山の中。キャンプ場ではない場所でキャンプするのは初めて。

ザックの中に、衣食住全てを詰め込み、なんちゃってサバイバル体験です。

使ったザックは、パタゴニアのテラヴィアパック36L。
www.patagonia.jp


以前、三男とダイヤモンドトレールに行って大和葛城山で泊まったときには、同じくパタゴニアのテラヴィアパック28Lでぎりぎり入りました。そのときは、山の中とはいえ、キャンプ場で、レストランなどもあったので、いざというときのための食料や水をそれほど持ち歩く必要がありませんでした。


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今回は、キャンプ場ではないので、水やトイレが整っているキャンプ場とはわけが違います。水、食料、防寒着。すべてを持ち運ぶ必要があります。


高島トレイル1日目


1日目は、新大阪からJRに乗り込み、マキノ駅へ。そこで高島市のコミュニティバスに乗ります。
ガラガラだと思っていたバスは、登山客で満員でした。
他のところに行く乗客がいなかったので、バスを終点の国境バス停より先の登山口まで付けてくれました。運転手さんありがとう!



ここ、国境高原スノーパークから山に入って行きます。




スキー場を抜けてしばらく急登が続きます。それを登り切ると、穏やかな森林に入ります。
我が家の近くではあまり見ることのない、明るく美しいブナ林。



とりのさえずり、葉擦れの音、きらめく木漏れ日に癒される。。。

有名なルートだけあり、高校の登山部の団体とすれ違ったり、他の登山者にも出会いました。
それでも、山にはいると、ほとんど人と出会うことはありません。
連休中のごった返す人混みや渋滞とは無縁です。




休憩をとりながら、5時間ほど歩いたところにある黒河峠が今夜の宿泊地。
こちらに、簡易トイレ(水洗ではない)と水場があるということで、この場所は高島トレイルのテント場になっているそう。




15:00ごろ、黒河峠についてまもなくすると、山岳ガイドつきの8名ほどの団体もやってきて、こちらにテントを張るとのこと。私たちは、団体様から少し離れた水場に近い林道脇に平地を見つけ、そこにシェルターを構えました。



出発前、友人とそれぞれ、別のテントにするか、一緒に寝るか迷ったのですが、私も友人もキャンプ場でない場所の野営は初めて。なるべく運ぶ荷物を少なくするため、テントは一つにして、一緒に寝ることにしたのです。


幅130cmのテントに、マット二つ。
三男とはよくこのシェルターを使いました。大人二人だとキツいかな?と思いましたが、私よりずっと華奢でスリムな友人に救われました。私のイビキ、気にならないかもちろん最初に確認したところ、友人は耳栓を持ってきてくれました笑





テントを張ってすぐに水を汲みに行きました。
沢の水を汲んで、浄水器を通して飲料水にします。





1日目の朝は、電車の中でおにぎりとお茶。
お昼は、山で潰れてしまったおにぎりの残りとフリーズドライの味噌汁、タンパク質補給にちくわ。




夕食は、焼きソーセージと


ゆで卵、フリーズドライのネギと乾燥わかめをトッピングしたラーメン。茹で卵が割れているのは、落としてしまったから。


スイーツに羊羹をいただきました。



収納サイズがコンパクトな棒ラーメン。家でも買い置きの場所を取らないので重宝しています。
麺を油で揚げていないので、器の清掃も楽にでき、キャンプや山向きでもあります。





夜の山の静粛と暗闇は、街に住んでいる私たちには異世界。
陽が落ちる18:30過ぎには、テントの中に入りました。



高島トレイル2日目


爽やかな空気と素晴らしい眺め、せせらぎの音。キャンプ地がとっても気に入った私たち。
キャンプそのものも楽しもうということで、朝の時間もゆったりと遅めに出発することにしました。





早起きして、朝の清らかな山の空気を存分に堪能しながらの朝ごはん。
オートミール(オートミール、シナモン、レーズン、黒糖、牛乳)



お餅入りスープ。これ、かなり美味しかった。
お餅は、焼くか茹でる化するだけで備蓄性も高く、重宝します。
お餅をお湯で茹で、火が通ったらいつも家に置いているインスタントスープを入れていただきました。お餅は、小さい丸餅タイプを選びましたが、さらに火を通す時間が短いしゃぶしゃぶタイプやトックのほうが良かったな。
もちろん、食後のコーヒーも忘れません。







美しいブナ林の樹林帯から、猛々しい岩が露出した岩稜帯、広々とした見晴らしのよい草原まで、高島トレイル序盤のコースは、とてもバリエーションが豊かで、歩いていて気持ちよく、とても楽しめました。





赤坂山にてお昼。残りのラーメン。半年ほど前に行った時より人が多かった。

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下山の近くの寒風付近は、ミニマルな山道が続く丘を歩きます。谷から吹く風が気持ちいい!



最後は、マキノ高原キャンプ場付近に下山。
近くには温泉もありますが、この日はバスの時間が迫っていたので温泉は諦め、代わりにご当地ジュースを飲みながら川で疲れた足を冷やし涼をとりつつバスを待ちました。



1泊2日の冒険にかかった費用

野営初体験、バリエーションが多く飽きない山歩き。
超濃厚な時を過ごした1泊2日の休暇に使った費用はこちら。

・交通費 4400円

(新大阪駅ーマキノ駅 1980円
マキノ駅からのコミュニティバス 220円)

・宿泊費 0円

絶景スペースを貸切!


・食費 460円

下山後のジュース 270円
アイス 190円
その他食費 0円(家にあったものを持参)

計 4860円

混雑を避け、在来線で行ける範囲で楽しんだ高島トレイル1泊2日旅。
手近なところでも、この歳になっても、初めての心躍る経験を楽しむことができました。
また、衣食住全てを背負いながら移動できる喜びと達成感を共有しました。
50代、まだまだ行けるかも!?

友人と、いつこの続きを歩こうか、とワクワクしています。
そして、留守宅を預かってくれた家族にも感謝!


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