cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【振り返り】心地よさとは対極の冬休み


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新学期が始まり1週間経ちました。

今年の冬休みは、三男の部活がぎりぎりまであり、年始早々に始まるので、1週間もありませんでした。
次男が受験なので、遠方への旅行も帰省もせず。

ただ、せっかくの自由に使える時間があったので、三男となにか一緒にワクワクできることはないかな、と考え、計画したのは、1泊2日の雪の中でのテント泊登山。


大阪には「ダイヤモンドトレール」という、大阪と奈良、和歌山を結ぶ山々を歩く縦走コースがあります。

本格的なロングトレイルに憧れはあるけど、こちら初心者で高齢者。
でも、ダイヤモンドトレールは、街に近く交通の便が良いため、途中で旅が無理になった時には街に降りられる、ということで、ロングトレイル初心者でも歩きやすいコース。




1日目は、ダイヤモンドトレール北入口から二上山、岩橋山を経由し、大和葛城山まで13km。大和葛城山は、ロープウェイがあるので、ここまでは日帰りの夫も一緒に。7時間半かけてゆっくりと登ります。





標高が上がるごとに、足元の積雪も厚くなってきます。




大阪では雪が降ることはほとんどないので、三男は大喜び。



テント張った場所は、積雪の場所を避けたので、雪中キャンプとはいわないかな?





キャンプ場では、夕方には少し霰が降ったりして、猛烈に寒く、屋外の気温はマイナス6℃。
朝起きたら、テント内の結露まで凍っていました。





2日目は、大和葛城山から水越峠を経て金剛山へ。三男の関節が痛くなり、私も2日目にして登りは足を上げにくくなり。ここもゆっくりと歩きました。




雪の積もった山の景色は、ウン10年前のスキー以来。風景は、どこもかしこもため息がでるほど美しく、思わず「きれい!」「気持ちいい!」と声が上がってしまいます。




2日目、モバイルバッテリーを紛失し、寒さで弱ったスマホのバッテリーを気遣って、ほとんど写真が撮れなかったのが残念ですが、念願の雪のなかでの山キャンプを楽しみました。



至れり尽くせりの温泉宿で美味しいものを食べてほっこり。海外に行って非日常を味わう。普段はできない贅沢を楽しむ。どこかのリゾートやテーマパークで楽しむ。それもいい。




今回は、それらとは対局の旅。



テントと寝袋を担いで、雪の長い時間山を歩き、食べて寝る。それだけ。
でも、1日の歩いた距離26km、山頂からみる夕日や朝日、無垢な雪景色、氷点下での山頂キャンプ...
どれも、私たちにとっては冒険でした。



ワクワクすることは、お金をかけたり遠くに行かなくてもできます。
近場に1泊2日行っただけだけど、三男は「冬休み、めちゃくちゃ充実してた!」とご満悦でした。




三男愛読書。
本で読んだことを実際に経験するのってワクワクします。



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