【持ち物整理】手放した鍋 - cozy-nest　小さく整う暮らし

お気に入りのお鍋を、ひとつ手放しました。

買うとき、どうしても「必要」と考えて。必要な大きさや、好きな色、素材、ブランドなどを考えに考えて買ったお鍋。

いっときは、かなりの頻度で使っていました。
でも、ほとんど使わなくなったのです。

理由の一つは、料理する量が変わったから。

ストウブのお鍋は、煮物が得意。お米も美味しく炊けます。
少しの煮物だったり、揚げ物だったり、そして何より私一人分の玄米を炊くのに使っていました。

次男、三男も、最近よく玄米を食べるようになり、この可愛らしいストウブでは大きさが間に合わなくなってきたんです。

そして、よく食べる五人家族の我が家。
少量の煮物や揚げ物をする頻度は、少ない。

もうひとつ、使わなくなった理由は、こちらのキャンプ用クッカー（小鍋）を購入したから。

家族の何人かは、夕食の時間がズレる、ということはよくあること。そのときの温め直しにちいさいストウブは活躍していました。

でも、ストウブよりもより軽量で取り回しのよいクッカーのほうに、自然に手が伸びました。ネックは、やはりその「重量」だったと思います。

アルミパーソナルクッカーでも一人分の玄米が美味しく炊けます。アルミクッカーと比べて、ストウブのほうが美味しく炊けるかというと、そのあたりの違いはわからない程度（味音痴？）。もちろん、同条件で炊き、同時に食べ比べたら違いがわかるかもしれまえんが、アルミクッカーで炊いても、私には十分に美味しい。

気がつけば、ストウブの出番は、早くおいしくホットケーキを焼く時ぐらいになっていました。

ホットケーキを焼くのは、月に１回、多くても２回くらい。
もう一つある他のフライパンを使って焼くこともできます。

もしかして、これでも焼けるかも？と思って試しに南部鉄器のグリルパンで焼いてみたら、

全く問題なく焼けました。

厚手の南部鉄器なので、鉄のフライパンよりもむしろふっくらと焼けます。

スジが入っていて、表面はつるんとしていないので、生地がくっついて焼けないかも、という心配は稀有でした。
バターやオイルをひかなくても、くっつかない。表面がざらざらしているのはご愛嬌。

いつも、焼き魚やグリル野菜を焼いたり、キャンプでお肉を焼いたり、いまの時期はお餅を焼くのに大活躍している南部鉄器のグリルパン。新しい使い方を発見できて、より活躍させられるのが嬉しい。

というわけで、小さいストウブは心置きなく手放しました。

手放すとき、いつも思うこと。
長く愛用したものだけでなく、買い物に失敗したときにも、買うときはかなり考えて買っているのですよ。

でも、ちょっとした暮らしの変化で、使わなくなるものはどうしても出てきます。
それを、「また使うかも」「使えるかも」と思って、取っておくと、家じゅうに使わないものが溢れてきます。

手放したストウブも、存在自体、大好きなお鍋でした。

いくらお気に入りでも、使わないもの。

我が家は、使わないものを心置きなくおいておけるスペースはありません。
きれいなうちに、次に使ってくれる人の手元に行ってもらった方が、ものも幸せなんじゃないかな、と思うのです。

南部鉄器のグリルパン、焼きたてのパンやホットケーキも、このままテーブルにサーブできるから便利。

我が家のはこちらの浅い型。

グラタンなど、少し汁気のあるものも作れる深型も大人気。