節分に、初めて「福豆」を準備してみました。
節分近くになると、スーパーでも節分の豆まきに使う煎り大豆が並びます。
いつもは、それを使っていたんですが、それはただの煎り大豆。
豆まきは、神事の一つで、本来なら「福豆」を豆まきに使います。
福豆とは、煎り大豆を神様にお供えしたもの。
その御下がりを使って豆をまき、邪気を払う、というわけです。
家に神棚があれば、そこにお供えした煎り豆でもいいんですが、今年はたまたま本物の「福豆」が手に入りました。
うん、ご利益ありそう。
無宗教の我が家ですが、以前から神道がらみのものは結構好きで。そういえば、結婚式も神式でした。当時は、人前式とか教会で、というのがブームだったけど。
日本の古来からの風習や習慣は、神事にまつわるものが多いですね。一方で、あとから加わったようなものもたくさんあります。関東に住んでいた当時は、恵方巻なんて知りませんでした。
伝統的なものも、新しくアレンジされたものも、両方ミックスされて、文化が形成されるんですね。
今、宗教が悪いもののように、いろいろ取り沙汰されていますが、ほとんどの無宗教と自覚している日本人は、無宗教ではなく、無自覚にゆるく神道を取り入れている人も多いのではないでしょうか。
ご都合主義だけど、今年はただの「煎り大豆」ではなく「福豆」のご利益を信じて、豆まきを楽しみもうと思います。
今日の夕食？
当然、巻き寿司、イワシ、汁物で固定です。
まげわっぱのお弁当箱を枡代わりに。
豆は、回収しやすいように、小分けにして紙に包んでいます。
#家事の簡素化
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