cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

変容する景色


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「いつでも行ける」と思っていた場所って、意外と行かないもの。

近場の観光地も、そのひとつ。
身近だからこそ、つい「また今度」と後回しにしてきました。

でも、ふとした瞬間に、「あ、今かも」と思うタイミングがあります。


「中国からのインバウンドが減少したことで、日本の観光地にどんな変化が起きているのか」という話題を、ニュースなどで見かけます。


京都の紅葉スポットでは、中国人観光客の団体旅行が激減した影響で、嵐山や清水寺のあたりが例年より落ち着いている、という声も。

実際に、「人が多すぎてゆっくり見られなかった」という過去の印象とは違って、快適に観光ができるようになったという話もあります。

他の観光地でも、「中国人観光客がほとんどいなくなった」と実感する商店主が多いそうです。

ただしその一方で、円安の影響などもあって、欧米やオセアニアからの観光客が増えている地域もあるらしく、「客層が入れ替わっている」最中という印象です。

経済的な影響については、やはり地域によって差があるようです。

中国人観光客に大きく依存していた地域では、宿泊施設や土産物店、交通などにかなりの打撃が出ているという報道もあり、大きな損失になる可能性があるお店も。

でも一方で、「そもそも中国からの観光客が、日本経済に直接大きなプラスになっていたかどうか」という点についても、見直しが進んでいます。

というのも、中国人観光客向けのビジネスには、中国人経営のホテルや土産店、白タク、さらに中国の決済手段が使えるシステムまで整えられていて、観光消費の多くが「日本の経済圏外で完結していた」のでは、という指摘もあったり。

中には、違法な白タクや無許可の民泊施設など、正規の経済の枠外で動いていたケースもあり、観光収入が日本の一般企業や地域の税収にまで波及していなかった、という見方も出ています。

つまり、「観光客の消費額」だけを見てインバウンドの恩恵を語るのではなく、その構造や流れを見直すべき時期に来ているのかもしれません。

中国市場に大きく依存していたことのリスクが、今回の減少によってよりはっきりと浮き彫りになったとも言えます。

というか、自衛隊機にレーダー照射するような党が支配してる国とは、距離を置くべきだと思います。

中国は、台湾よりも沖縄先にやった方が楽なんじゃないか、なんて思ってるんじゃないでしょうか。


マナーの面でも、正直困ることがあったのは事実。

それが今、落ち着いた雰囲気のなかで観光を楽しめる場所が増えてきた気がしています。

思い返せば、コロナ禍の真っ最中、観光客の姿が消えた京都に、子どもたちと一緒に何度か出かけました。
あのときの静けさや、町の空気を味わえた体験は、今でも特別な思い出です。

また、あんなふうにゆったり観光できるタイミングはそう多くないのかも。


行けるときに、行っておく。
「またいつか」ではなく、「今こそ」。行きたかったあの場所へ。

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