cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【世界遺産】熊野古道と熊野三山巡礼 2日目


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2004年に熊野古道が世界遺産に登録されてから、一度は行ってみたいと思っていた熊野古道。
旅程2日目です。


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宿から15分ほど車で山道を走り、熊野本宮大社近くに止め、ここからバスで15分ほど揺られてトレッキングの出発地「発心門王子」へ。ここから約2時間の熊野古道トレッキングです。



熊野古道は、熊野本宮大社へ向かうように蜘蛛の巣のようにあるのですが、その中でも紀伊田辺から那智へむかう「中遍路」は熊野古道の王道ルート。

発心門王子から本宮までは、2時間半ほどで熊野古道歩きを楽しめる、超人気ルートです。


トイレや自販機も所々に完備され、高低差もあまりないため、小さい子からお年寄りまで歩けます。トレッキングシューズじゃなくてスニーカーでも大丈夫。スカートやジーンズなど、普通の服で歩いている人も見かけました。熊野古道お試しにはもってこいです。



普段から家の近くの箕面の山などにはしょっちゅう散歩しています。植生は、まったく違う、ということもなく、スギが目立つよくある日本の山といった感じですが



熊野のスギは、とってもよく育っている。太さ、長さが違う。




空気も違う。

箕面でも、山に入れば空気は下界と違います。でも、森林の深さか、それとも熊野古道という特別スピリチュアルな場所だからなのかはわからないけど、空気が凛と澄んでいる。



また、世界遺産になっているだけあって、とてもよく整備されて、山道なのにとても美しい。裏山とかだと、葉がたくさん落ちていたり、倒木が目立ったりすることもあるけど、そのように荒れているところがないから、歩いていて気持ちがいいのです。




発心門王子から熊野本宮大社まで約2時間のトレッキングのあとは、今回の旅の最終目的、熊野本宮大社へ。




3枚目の絵馬に願い事を書いて、納めてきました。
熊野本宮大社のシンボルは八咫烏。カラス色のポストに絵馬を当館して、実際に郵送することができます。



お昼を食べた後、かつて本宮があった「大斎原(おおゆのはら)」へ。
水害で本宮大社が流出し、その跡地に大斎原として日本一高い鳥居が建立されています。

こんな中州に千何百年もお社があったというのは、信じられません。普段は穏やかな川も、大きな山を抱えている流域とあっては、大雨が降れば暴れ川になります。

そう考えると、永い間、お社が流されずに存在していたというのも、神のご加護があったからなのかもしれません。

そもそも、今回の旅のきっかけは、実は流出しそうなこの熊野川流域の橋の工事を仕事で請け負っていたからでした。現地を視察した職場の人が、熊野古道よかったよ、と絶賛していたんです。
噂に違わず、一度はいってみたほうがいいよ、と人に教えたい、素敵な場所でした。

今、日本は世界の激流の狭間にいます。
このまま無関心で流されるなら、この歴史ある貴重なお社が外の勢力によって蹂躙されるかもしれません。
すでに隣の国では、現実に神聖な場所が破壊されています。
自然の力である川に流されるよりも悲惨なことが起こっているのです。

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今回、熊野の古道をちょっと試しに歩いてみて、参拝がてら、今度は、テントや寝袋一式下げて別のルートも是非じっくり歩いてみるのもいいな、と思いました。


世界で、現存する最古の国、日本。そして国を生み出した神々の宿る熊野の神聖な川と森。
次に来る時、また同じようにそこに佇んでいてほしい、そしてこれからも日本を護ってほしいと祈りました。


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