一度は登ってみたいと思っていた富士登山。
実際に登山を体験し、持っていた先入観の多くが間違っていた、ということがわかりました。
以前から、なんとなく「一度は登ってみたい」と思っていました。
が、ぼんやりと思っているだけで実現に至るとは思っていませんでした。
それが、なぜ実現しようと持ったのかと言うと、近年、地殻変動の活発化によって、活火山の富士山が、いつ噴火してもおかしくない、というレポートをみたからです。
富士山は活火山だった
え?
富士山は「休火山」じゃないの?
小学校のとき、火山にはは死火山、休火山、活火山がある、と教わり、それが当たり前だと思っていました。
でも、子どもと雑談しているとき、今の子は富士山が活火山と教わっている、ということを知ったのです。
調べてみたら、火山のカテゴリーの定義が変わったらしく、確かに現在では富士山は「活火山」の仲間になっていました。
日本は地震大国ですが、とくに近年周期的に大きな地震が頻発しているのは周知のとおり。
そして、富士山の周りも、例外ではありません。
もしかしたら、なんとなく登りたい、と思っているうちに、自分の足腰が衰えて登れなくなるばかりでなく、火山活動が本格化して、登れなくなるかもしれない。
そう思って、一念発起した、というわけ。
よかったー、噴火する前に登山できて。
他にも、実際に登山を体験して、富士山にまつわるいろいろな間違った思い込みが覆されました。
高い山だから難しそう
→富士山は人気の山なので、非常に整備されていて、他の山より断然あるきやすく、むしろ初心者向き。
とっても混んでいるんでしょ?
→テレビに映っているのは、もっとも混雑しているシーンを切り撮って撮影しています。
時間や日程をずらしたり、違うルートを選べば、あのような混雑は避けられます。
特別な山だからガイドさんが必要でしょ?
→人気の山だから、専用サイト、特集サイトが大変充実しているから、きちんと情報収集すれば、とくにガイドは必要ない。天候、装備、起こりやすいリスクなどは事前に情報収集するのは必須。
今回私は、子ども3人と登りましたが、4人全員が初めての富士登山でした。
「富士山は登る山ではなく眺める山」
→単独峰の富士山。登ってもそれほど景色はよくない、と言われています。
が、どうでしょう?登った人が言うのはわかるけど、登ったことがない人が言うセリフではないです。
登山バスも山小屋も高い!富士登山にはお金がかかりそう?
→シーズン中は登山口までの道がマイカー規制されているから、登山バスの利用が必要。唯一、御殿場口はシーズン中でも登山口の駐車場は無料で使えます。
私は神奈川の実家から車で登山口まで乗りつけたので、ガソリン代だけ。この日は、夏休み初日だったので、早朝から高速道路が大渋滞していて、実家から高速より下道で行った方がはやかったので高速代もなしでした。
実際に登ってみて、いろいろわかった富士山。
思い込みのままだけでは、この富士登山は実現することはありませんでした。
知識を更新していこう。
学校で私たちが学んでいたこと。
不変なこともあるけど、以降、世の中も変わっている。
たとえば、私の年代は、中学で男女の必須科目が違っていたんです。
今は男女とも家事をすることが当たり前の風潮もあるけど、受けてる教育も違う。
女子は家庭科、男子は技術科。
家庭科では、栄養学などもかなり詳しく学んだけど、夫があまりその手の知識がないのも致し方ないのかもしれません。
そして、一度得た知識がかならずしも現代に合致するかというと、また別の話。
そのとき教えられていたことと、現在社会で起きていることが実は、大きく違うことはよくあること。
いつまでも学びの姿勢を忘れないようにすることが、アンチエイジングになればいいな。
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