昨日の記事でご紹介した曲げわっぱのお弁当箱。お手入れが面倒なんじゃないかと思って購入を躊躇する方もいるのではないでしょうか。
我が家でのお手入れ方法をご紹介します。
曲げわっぱお弁当箱のお気に入りポイント。
子ども達(大学生男子、中学生男子)が気に入っているポイントは、以下二つ。
・軽量コンパクト
・お弁当がいつでも美味しい
軽く、小さい、かさばらない。
部活のある高校生や中学生は、毎日の荷物がとっても重たい。
学校や先生によっては、「置き勉」(学校に教科書類を置きっぱなしにすること)を認めていない場合もあるようで。
次男の場合、野球部なので、グローブやスパイク、着替えなど、毎日の荷物が他の部活に比べてハンパなく多いのです。
だから、お弁当もあまり大きかったり、重かったりすると嫌がられます。
作る側からすると、ご飯を温かいまま入れられる保温弁当箱のほうが楽だし、食べる時もご飯が温かいほうがいいんじゃないかと思うのですが、次男は保温弁当箱よりかさばらない曲げわっぱのほうが好き。
次男の「やぐら型」のお弁当箱。大容量です。
食べ終わったあと、入れ子になり
コンパクトに持ち帰ることができます。
見栄えよし、味よし。
重さや大きさよりもさらに好まれるのが、詰めた中身の美味しさ。
とくにご飯は適度に水分が飛んで、美味しく食べられます。
また、見栄えは、ほんとうにおいしそうになります。
我が家のお弁当のおかずも、ちょっとの常備菜やお漬物、いつものおかずを入れるだけですが、美味しそうに見えます。私のように技術のない者が、いいかげんに盛り付けても、それなりに美しく美味しくみせてくれるお弁当箱は、曲げわっぱぐらいのものでしょう。
曲げわっぱ弁当箱の管理方法。
食べ終わったお弁当箱はこのようにしています。
我が家では、食べ終わったお弁当箱に関するルールがいくつかあります。
・包んであるナプキンは洗濯機の中へ。ゴムバンドは所定の場所へ収納。
・弁当箱にのこった紙の仕切りケース(使い捨て)はゴミ箱へ。
・夕食の片付けまでに、中に水を張っておく。
以上を、子ども達にお願いしています。
時間までに洗っていなかったら、自分で洗う、そして次の日はおにぎり弁当というルールを伝えています。
そして、もし曲げわっぱをダメにしたら、二度と買わない、と伝えています。
几帳面な長男は、お弁当箱を出し忘れたことはありません。
次男は、よく忘れているので、催促することも。
「さあ、そろそろお茶碗洗おっかなぁ。あれ、今日はお弁当箱が一つだったか。」とか、
「あれ、あと1分ぐらいで片付け終わるけど、いいのかなぁ?」
なんていうと、急いで空っぽになったお弁当箱を出してくる、という毎日です(汗)
それでも、いちども出し忘れたことはありません。
それだけ、曲げわっぱのお弁当箱をふたりとも気に入ってくれています。
(なお、水筒は出し忘れがたびたびあり。その時も自分で消毒してもらうことにしています。)
中に水を張っておくのは、洗いやすくするため。
はじめはカビるかと心配しましたが、いまのところ大丈夫です。ただし、何時間も放置しないのがコツ。
(製造元では長い時間水につけるのは推奨していませんので、自己責任でお願いします)
洗いやすい曲げわっぱ
他の食器やお鍋を食洗機にかけまくりの我が家。
曲げわっぱは、手であらうのが面倒なんじゃないかと思っていました。
でも、使い始めてわかったのが、プラスチックのお弁当箱やタッパーにありがちな、油物をいれたときの洗うときのヌルヌル感がないということ。
アクリル毛糸で編んだスポンジとぬるま湯で優しくあらうだけ。
油分のあるおかず部分は、少量の純石鹸をつけて洗います。
食洗機はご法度?
天然素材の曲げわっぱは食洗機は不可。
曲げわっぱは手洗いが基本ですが、我が家では面倒なときは食洗機にもかけてしまっています。
何度も書きますが、ダメになっても自己責任です。
食洗機不可だけど、どこまで食洗機に耐えられるのか?なかば実験のように洗っています。
食洗機にもよくかけてしまっていますが、今のところ問題なく使えています。
食洗機にかけるのは「洗い」だけ。
食洗機には、「洗浄」と「乾燥」の機能があります。
我が家で曲げわっぱを食洗機にかけるのは、「洗い」だけ。
というのも、「洗浄」だけなら、手で洗うときと水圧が異なるだけで、水で濡らし、洗剤をつけ、すすぐ、という動作は同じ。
だから、「洗浄」だけなら、続けてやっても問題ないのではないかと考えています。
丁寧に手洗いで洗うよりも雑に扱っていることにはなるのかもしれません。
手洗いのときよりも使える期間が短くなるかもしれません。
それでも、曲げわっぱを使うのを諦めるのはもったいない、と思っているのです。
食洗機で「乾燥」はしない。
食洗機で洗った後は、直後に食洗機のドアを開けっ放しにしておき、お弁当箱はほかの食器とともに自然乾燥させます。
熱湯で洗ったものは、本体の温度もたかくなっているので、早くに自然乾燥します。
糸底などに残ってしまった水は捨てた方が良いですね。
食洗機は乾燥機能もありますが、我が家では大抵「洗い」だけです。
「乾燥」機能を使うと、曲げわっぱは一発で使えなくなりそうな気がするので、一度も試したことがありません。
傷や風化を愛おしく思えるか。
我が家の曲げわっぱ。
右が7年目、左が3年目。平日はほぼ毎日使っています。
新品のときよりだいぶ傷や色味が増してきました。
ふたの部分には大きな傷が。
次男が落としたときにできたのか、食洗機にいれたときになにかにひっかけてしまったのかはわかりません。
こうした「風化」が、ただの「劣化」としてかんじられるのか、それとも「味」として感じられるか。
傷や変色も「味」として受け止められるなら、曲げわっぱは「使える」お弁当箱として、選ぶべきお弁当箱のひとつでしょう。
買い足したやぐら型の2段弁当箱。
こちらは大容量。男の子にオススメ。食べたあとは入れ子になるので、コンパクトに持ち帰れます。
はじめに買ったはんごう型の2段弁当箱。普段は長男が愛用中。
2分割できて便利。1段ずつでも使えるので、幼稚園から高校生男子まで対応。
ひとつで幼稚園児から高校生男子まで対応する「神」弁当箱。 - cozy-nest 小さく整う暮らし
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