奈良にあるススキの高原で有名な観光名所、曽爾（そに）高原に、ハイキングに行ってきました。
曽爾高原は、奈良県の天理市から車で約1時間。
大阪市内からは車で1時間半ほどで行ける、お出かけスポットで、室生赤目青山国定公園の中にあります。
曽爾高原は、とくに高原一面に広がるススキが有名で、10月後半から11月中旬が見頃です。
高原周辺には、湿原の中心にあるお亀池を中心に、それをとりまくススキの高原を歩ける散策路、そして気軽に山登りを楽しめる、安全に整備されている登山道があります。
山歩きは、登山口から標高差がない亀山という小さな山があり、また片道1時間ほどかかる倶留尊山など、体力に合わせて楽しめる登山ルートが整備されているので、山歩きに慣れた方から、初心者、就学前のお子様まで楽しめます。
私たちも、ススキの旬を狙って行ってきました。
まずは、天理で名物の彩華ラーメンで腹ごしらえ(^ ^) 奈良に行くときにはいつも立ち寄るお気に入りのラーメン店です。
その後、曽爾高原へ。
良いお天気に恵まれ、さっそくススキの高原を散歩しました。
澄み切った青い空と黄色のススキ草原の美しい景色と済んだ空気を思いっきり堪能しました。
もし夕方近くに行っていたら、夕日に輝く一面のススキの草原は、より美しかったのだろうと思います。
ナウシカに出てくる、「金色の野」のよう、と表現されています。
ススキの野だけでも気持ち良いお散歩ができますが、私たちはもちろん上にも登ります。
低山の亀山まで続く登山道は、階段上になっていてよく整備されているので、幼児でも登れるでしょう。
亀山からは、眼下にはさきほど歩いたお亀池やススキの草原、そして遠方には山々の眺望が広がります。
二本ボソ、そして室生火山群の最高峰、倶留尊山までは、尾根伝いに岩がちな道が続きます。昔からジャングルジムや登る遊具が好きな三男は、それほど難しくはないものの、ほんものの岩登りを楽しんでいました。
曽爾高原の大渋滞を避けるポイント
曽爾高原のススキの草原を楽しむには、高原横に駐車場があるんですが、ここは台数が限られます。
今の旬の季節は、車が大渋滞。高原そばの駐車場は台数が限られているため、その駐車場の空きを待つ車で山道が大渋滞。ヘタをすると、登りのカーブの山道で2時間も駐車場の空き待ちをする羽目になります。
私たちの行ったときにも、そんな状態でした。
曽爾高原のふもとには、温泉「お亀の湯」や地元のお野菜やビールが買える「曽爾高原ファームガーデン」があります。
曽爾高原の一面のすすきも、曽爾高原駐車場も、そこから車で5分ほど上ったところにあります。
そこで、渋滞を避けるために、お亀の湯やファームガーデンのあるところの駐車場に止めて、そこから徒歩で行くことを強くお勧めします。
今の時期、駐車場をまつより、徒歩で行った方が確実にはやく草原まで辿り着くことができるでしょう。歩いたら、30分程度です。
散策のあとは、車をとめたファームガーデンで地ビールを楽しんだり、温泉で汗を流したり、草餅を買い食いしたりして楽しむこともできます。
「風の谷のナウシカ」に出てくる、リアル「金色の野」を望める曽爾高原へ。
ススキ野原を楽しめるのは今だけ。
11月のお出かけに、ご家族でいかがでしょうか？
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