和歌山旅行、最終日。
朝から白い砂が眩しい白浜海岸を散歩した後、
数年ぶりにアドベンチャーワールドへ。
遊園地と動物園、サファリパークなどが一緒に楽しめる娯楽施設。とても人気で、遠方からも多くの来客があります。
パンダのブリーディングを得意とする、日本随一の遊園地。
高いエンターテイメント性のあるイルカショーは、おそらく私が知ってる限り日本一。
相変わらず盛りだくさんの、楽しい場所でした。
が、子どもたちが大きくなったせいか、以前のように楽しいと思えなくなっている自分がいました。
3時ごろ、早めにアドベンチャーワールドを後にして、車で15分ぐらいのところにある千畳敷へ。
古い地層がむき出して、波に侵食されて魅力的な地形に降り立つことができます。
岸壁の先端に立つと、壮大な太平洋のパノラマを堪能することができます。
和歌山の千畳敷から望む夕陽は、「日本の夕陽百選」となっているほど有名なのですが、残念ながらこの日は曇天で夕陽を見ることはかないませんでした。
それでも、開ける水平線や興味深いランドスケープ、受ける風や波の音を体感することができました。
千畳敷で、寄せる波しぶきを見ながら、なぜ人気の遊園地が楽しく感じられないか、という疑問に対する答えがわかりました。
それは、遊園地のアトラクションが、全て人工的で、受動的だから。
たとえば、あの素晴らしいイルカショー。
賢いイルカたちの演技は、とても感心するし、従順なイルカたちはとってもかわいい。音響や映像の素晴らしさ、そしてイルカとともに演技する飼育係の方々の熱演もわかるのです。
でも、盛り上がる場所や楽しみ方を、強制されているような気がしてしまいました。
また、ヒトとイルカ、または人と自然の共生、共存をメッセージにしているのが押し付けがましく感じ、さらに興ざめしてしまったのです。ああいうアナウンスはいらない。
餌付けされ、調教されているイルカは幸せなのかな?
その姿、本来の自然のイルカじゃありません。
ケージの中で、退屈そうに身体を揺すっている動物たちを見て、複雑な思いになりました。
アドベンチャーワールドのサファリパークで飼われている動物たちは、まだ幸せなのかもしれない。
水槽も大きいし、どこかの都会の動物園のように狭いケージではなく、比較的広いところでのびのびと暮らしている。近くで猛獣を観れるというのも普通の動物園ではなかなかありません。
でも、たいていのアトラクションには、「こうやれば楽しめる」というすでにある答えがあり、その答えから乗り遅れて外れてしまうと、あまり楽しめなくなる。
その、紋切り型の楽しみ方が、なんだか「押し付けがましい」と感じてしまうのでした。
かなりひねくれている考えなのはわかっています。
もちろん、まだ本物の動物を見たこともない小さな子どもたちを連れて行くには、申し分ないところ。
でも、遊園地のように受動的でなく、能動的に五感や身体を使って楽しむ、アクティビティがあるのを知ってからは、楽しみ方の答えが単一な遊園地の類ほどではあまり楽しめないと感じてしまいました。
極め付けが、帰宅途中に三男の言ったことでした。
「アドベンチャーワールドもまあまあだったけど、昨日のキャンプほうが100倍楽しかった」
10歳で、動物園や遊園地は卒業(でも絶叫マシーンは別?)したみたいです。
三男愛読書。
本で読んだことを実際に経験するのってワクワクします。
前の記事はこちら。
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