イギリスでCOP26が開催されています。
首脳会合では、主要国の温室効果ガス実質ゼロの目標が掲げられました。
果たして、日本はどこまでこの目標に追従するのでしょうか。
真面目な、多くの日本人は、二酸化炭素削減のために、再生可能エネルギーを増大させるべく、脱石油、脱炭素を是として考えるのでしょうね。
このままだと、私が冬の暖房として愛用している、豆炭あんかも、キャンプでの焚き火も、アウトですね！
一方で、Googleは、先日から、気候変動がデマである、という内容や、地球温暖化が進行していることを否定するコンテンツを規制する、と発表しました。
脱炭素、そして温暖化対策。
今、もっともトレンドで、地球全体のムーブメント。それに疑念を示すことが、規制の対象とされるようになった、という恐ろしいことが起こっています。
そもそも、前提が間違っているかもしれない、となったら、せっかくのムーブメントも台無しですからね。
でも、今の状況、ちょっと待てよ？
そもそも、温暖化が事実なら、反対意見を規制する必要もないですよね？
正しいか正しくないか、議論の余地すら与えられない。
自由な議論をする場がないって、いままでそんなことあったかな。
もし、温暖化が問題になってて、そして二酸化炭素を削減しなければならないとしましょう。
日本の気候風土にマッチせず、某国が製造をほぼ独占していて、廃棄コストがかかるソーラーパネル。
使う時には炭素出さないけど、生産時には環境負荷が高い電気自動車。
それらを推奨することだったり。
お金でやり取りできる二酸化炭素排出権で、見せかけだけ帳尻合わせても、まったく環境保全には結びつきません。
今のムーブメントは、きれいごとのように聞こえます。
「活動家」グレタさんも怒ってたみたい（）
その実態は、日本が技術輸出して環境負荷の抑制に貢献しているIGCC（石炭ガス化複合発電）や、日本の基幹産業であるガソリン自動車を無くしていこう、といういわば「日本包囲網」です。今の脱炭素や温暖化対策が、正しい方向なのかどうかは別にして、近い未来の日本に大ダメージを与えることは必須だし、環境保全と結びつかなければきわめて政治的な思惑だというのが明白です。
本当に地球の環境を考えたい。
それなのに、日本の産業、経済を破壊するだけで政治的な思惑の高い今のムーブメントに、もろ手を挙げて賛成する前に、熟考するべき。
温暖化で不都合が生じるずっと早い段階で、日本に住む私たちの食べるものや、雨風しのぐ家さえなくなってしまいますよ？
なぜ、大手メディアが私たちの暮らしに直結する大切なことを国民に知らせないのでしょう。
コロナの時もそうだったけど、メディアが国民側にいないことは明白。
ゼロコロナ主義では、日常の活動が大幅に制限され、経済が停滞してしまいましたね。
環境原理主義も、同じように危険な考えです。
ゼロCO2主義に従うなら、牛のゲップも、人を含める動物が呼吸することも罪になります。
持続可能性が大切であることには、賛同します。
でも、雰囲気や、ある方向に推し進める見えない力に流されず、何が科学的に真実なのか、何が有効なのか、見極める知見と探求心を、失わないように心がけたいと思います。
