先日、お米が売れず、大量の在庫を抱えて困っている業者のニュースを目にしました。
少し前までは、米がない!高すぎて買えない!と騒いでいたのに、今度は余って困っているというのです。
いや、知らんがな!
主食を弄んだ代償は重い。
一昨年は、お米不足の気配がありました。
店頭の棚が少し寂しくなり、価格も上昇。
それでも探せば買うことはできました。
ところが昨年は違いました。
私が利用するスーパーでも、お米売り場が空になることが珍しくなく、運良く見つけても高値。
まさに「お米がない」状態でした。
そして今年は在庫過多。あまりにも極端です。

我が家では毎年ふるさと納税を利用しています。定期便で、滞りなく届きました。
毎月15kgをふるさと納税の定期便、少し足りない分はスーパーで買う、という方式にしていました。
昨年はスーパーの分の入手に苦労しました。
お米は嗜好品ではありません。
日本人にとっての主食です。
もちろん農家には適正な利益が必要です。
でも、主食だけは投機や需給ゲームの対象にしてはいけないと思うのです。
不足すれば困る。
高くなれば家計を直撃する。
だからこそ、いつでも手に入る状態を維持することが最優先であるべきです。
今回の騒動で感じたのは、シンプルライフとはモノを減らすことだけではないということ。
本当に大切なのは、振り回されないこと。
我が家でもお米や水は少し多めに備蓄しています。
でも、不安に駆られて何ヶ月分も買い込むことはありません。
必要な分を備え、使ったら補充する。
それだけ。
不安に振り回されないこともまた、シンプルな暮らしだと思っています。
とはいえ、国の政策に問題点がなかった、とは思っていません。
今回の騒動を見ていると、根本的に仕組みを見直す必要があると感じます。
日本の主食である米は、やはり、むしろ余るぐらい生産してもいいのではないでしょうか。
余剰分は美味しい日本産高級米として輸出。
学校給食は基本ご飯に。
加工食品では、小麦粉の代わりに米粉をもっと活用する。
そして国内で不足が起きそうになったら、一時的に輸出を制限する。
食料安全保障を考えれば、そのくらいの仕組みがあっても良いと思うのです。
また、国内でパスタやうどんなど、他の主食より安く手に入る水準を目指すべきです。
お米は日本人の主食なのですから。
農家を守りながら消費者も守る。
そのための政策こそ必要です。
お米不足からの価格高騰、そして今度は大量在庫。
この数年の混乱を見ていると、多くの人が不安や利益に振り回された結果のように見えます。
でも、本来主食とはそういうものではありません。
いつでも買える。
誰でも買える。
当たり前の価格で手に入る。
その当たり前を守ることが何より大切です。
主食である米は、決して弄ばれてはいけない。
そして私たちもまた、不安に流されず、落ち着いて暮らしていきたいものです。
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