日々、家計簿をつけて、それをもとにライフプランを立てる。
もちろん、プラン通りにはいかないけど、ある程度の予測を立てて、先の見通しがつくことで、将来のお金に対する不安は少なくなります。
生活の準備金として、1年分の収入分を手を付けずにおいておく。
大きな買い物や投資は、その準備金ができてから、それ以外の余剰金でおこなう。
結婚して、羽仁もと子著「家事家計編」にあった「生活準備金」の考え方を、守って家計を運営しています。
その1年分のゆとりは、「もしも」のことが起こったとしても、すぐには困ることがありません。
今回、夫の入院で、その「もしも」が現実になりました。
とりあえずしばらくは夫の給与も出ます。が、高額の医療費がすぐに必要になります。
とっておいた準備金を始めて使う時です。
いつもカツカツに過ごしていたら、こんなゆとりはなかったかもしれません。
ゆとりのある家庭では、株式や投資信託、不動産など、さまざまな形で投資する人も増えています。
その類の本を読むと、「生活資金は1,2月分置いておいて、あとは投資に回す。ただ貯金しているのは愚策」ぐらいにかいてあるものもあります。
増やすことを目的とするなら、たしかにただお金を預けているより投資に回すほうがよいでしょう。
ただ、すぐにお金が必要になった時、投資しているお金をすぐに現金化できるものがないと困ります。
経済のトレンドは周期があるため、今確定すれば損をするタイミングだったりすることもあるわけで。
そうならないためにも、我が家においては生活の準備金が1,2か月分だけというのはあまりにも心もとなく、少なくとも1年分は必要と思い、それを守っていました。
収入1年分の準備金の準備の仕方は、実はカンタンです。
収入の1割を、使わずに準備金として分けておく。それだけです。
それで、1年で準備金は貯まります。
それまでは、大きな旅行や、大きな買い物や、現金化しにくい投資は我慢。
家計が小さければ小さいほど、金額も大きくないので、準備するのはカンタンです。
今の我が家のように、子どもが大学生や高校生になっていたら、自力で準備金を工面するのは難しかったでしょう。
家計簿をつけ始めて25年。
必要な準備金も少しずつ大きくなりましたが、家計簿とライフプランをその都度見直すことで、いつもあった準備金が、今ほんとうに役に立っていると感じます。
夫の病状の回復度合いによっては、我が家のライフプランが大きく変わるかもしれません。
でも、今ある準備金があったからこそ、今あるものをすぐに手放すことなく、ライフプランを見直すゆとりも持てているというわけです。
現在Kindle Unlimitedで読める家計管理に役立つ本。
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