cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

値上がり必至?米の備蓄事情と野菜の価格


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友人と雑談していたら、お米が値上がりしている、という話を聞きました。

へぇ、そうなの?
と思って、スーパーやいつも買っている生協で調べてみました。


確かに、値上がりしています。

よく行くスーパーの安売りのお米は5キロで1680円くらいだったのが、1980円。
生協では、1880円くらいだったのが、2280円くらいになっている。

確かに、いままで1000円台で買えていたものが、2000円台になったら、なんだかとても値上がりしたかのように思えます。

公表されているデータでも、およそ12%ほどの値上がりだったとありました。

令和6年4月末現在の米穀販売事業者が販売している精米の全体数量・価格の動向を指数化。販売数量は前年同月比103.8%(うち小売事業者向けは前年同月比107.6%、中食・外食事業者等向けは前年同月比98.9%)。また、小売事業者向けの販売価格は前年同月比112.3%、中食・外食事業者等向けの販売価格は前年同月比112.6%となっている。

https://www.jeinou.com/topics/2024/06/04/110000.html


他の野菜も、ギョッとするほど高くなっているものもあります。
たとえば、今キャベツなどめちゃ高い。
キャベツを必ず使う飲食店、たとえばお好み焼き屋さんなどは大変でしょうね。

我が家でも、汎用性のあるキャベツは普段から常備していたけど、必ずしも必要かといえばそうではありません。
白菜やニラ、レタス、青梗菜、小松菜など、料理によってキャベツの代わりになる野菜はたくさんあるから、キャベツを買わなくてもいい。

とはいえ、主食である白米は違います。高くなっているからぜんぶ玄米でいいや、とかパンやうどんで代用、とか、そうはなりません。少なくとも、我が家の場合は。

じゃあ、お米がすごく高くなっているかといえば、他のものも高くなっていることを考えると、そう騒ぎ立てるほどでもないのかな、とも思います。

お米の価格高騰の原因を調べてみると

価格高騰の原因を調べてみたら、どうも昨年の夏が暑すぎて、お米の収穫がいまいちだったから、ということらしい。

23年産米 需給に逼迫感 取引価格1割高に / 日本農業新聞


とすれば、秋に新米がでるまでは、これからも高止まり、もしくはだんだん高くなる可能性もあるかもしれません。


お米をたくさん備蓄するか?

とはいえ、精米した白米を大量に備蓄するのか、と言われたら、うーん、今のところそれはないかな。


というのも、白米は、精米してから、どんどん味が落ちてきてしまいます。

コーヒーは、挽きたてだと結構安い豆でもなかなか美味しいけど、高い豆でも挽いてから時間が経った粉で入れると、全く美味しくなくなります。

お米も、コーヒーと同じくらい、鮮度が大事。
精米してすぐのお米は、本当に美味しいのだけど、どんどん食味が落ちてきて、2ヶ月やそれ以上たつと、本当に味が落ちてしまいます。なので、あまり多く備蓄しようとは思いません。

スーパーや生協で見た、お米の値上がりは、5kgで200ー500円程度。
1ヶ月に15kgから20kg白米を大量消費する我が家で換算しても、値上がりは600円から2000円程度です。


国内のお米の価格を調べてみたら、たしかにブランドによっては不作だったのか、取引量がかなり少なくて価格が高くなっているものもあります。
一方で、量は昨年通り、または昨年より多く生産されているブランドもありますが、全体的には今年度は不足ぎみのようです。

お米の相対取引価格は、どんどん値上がりしているとか一定のトレンドがあるわけではなく、高かったり安かったりと、年度による価格差が大きいですね。



https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/attach/pdf/mr-794.pdf




今年は、農家も多めにお米を作付けする予定だそうで、順調にいけば、今年の秋には価格は安定するでしょう。

24年産米が増産へ 昨夏の猛暑受け高騰、農家意欲 - 日本経済新聞



とはいえ、人件費や生産にかかる光熱費も、全てインフレ傾向にあることから、来年度の価格も昨年までの価格に戻ることはないのかもしれません。

もちろん、値上がりは消費者にとって嬉しいことではないけど、だからといって新米がでるまでのこの先4ヶ月分を全て先に買っておく、という考えにはならないかな。

我が家の場合は限度1ヶ月を目安としてローリングストック。


ただ、一部の人やマスコミが騒ぎ立てることによって、またコロナのマスクの時みたいに某国人が買い占め、なんてことになったら、一時的に手頃な価格のお米が消えて結構価格は上がる可能性もゼロではないかもしれません。

とはいえ、マスクと違い、鮮度も大切で保管場所も結構嵩張るお米。マスクが普通に出回るようになってから買い占めていた店が軒先にマスクを山積みして投げ売り、というわけにはいかないだろうし、彼らも少しは学んだことでしょう。



野菜の価格は高いまま?


ついでに、他のお野菜の価格もみてみましょう。


キャベツも、関西圏では今月中には茨城産、愛知産、長野産が増えて、価格が現在よりは下がりそう。お好み焼きを自宅でするはもうしばらく待ちましょう。ほかに、きゅうり、ピーマン、大根、にんじんも、先月からは安くなるものの、昨年よりはやはり高い傾向にあります。

https://www.maff.go.jp/kinki/seisan/engeitokusan/yasai/attach/pdf/kakaku-60.pdf
https://www.maff.go.jp/kinki/seisan/engeitokusan/yasai/attach/pdf/kakaku-60.pdf


関東では、6月は相変わらずキャベツの他、だいこん、白菜は入荷が少ないとはいえ、先月よりは安くなりそうです。夏に大根と白菜食べなくてもよいので、キャベツがすこし高いのだけ気をつければ、特に問題ないですね。今から安くなりそうなトマトとピーマン、レタスなど、夏に美味しい野菜がこれから安くなる見込みなのは嬉しいですね。

指定野菜の入荷量及び卸売価格の見通し(令和6年6月、東京都中央卸売市場):関東農政局

ふるさと納税で米農家さんを応援!

実は、私がお米が値上がりしているのに疎かったのは、我が家では、お米はふるさと納税の返礼品で賄っていて、普段あまりスーパーなどで購入することがないから。


今年の新米が出るまでも、そして新米が出はじめる秋からも、ふるさと納税の返礼米が届きます。

ふるさと納税の返礼米は、生産者のところで玄米をきちんと管理し、手元に届くギリギリの時に精米してくれるところがほとんどです。主食であるお米が、つきたての状態で定期的に届くのは、やはり安心感があります。

我が家の場合、米の作付け前の4月くらいに1年分をふるさと納税の返礼品としてで予約し、足りない分はバッファーとしてスーパーや生協で白米を2キロずつ、あとは備蓄している白米と一緒に炊けるロウカット玄米を食べています。



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