日々、暮らしていると、特別に何か買っているつもりがなくても、ものってどんどん増えてきます。
たとえば、郵便物。
勝手にポストに届く。
子どもが学校や習い事などから、プリント類や作品を持って帰ってくる。
無料でもらえる袋や景品類。
毎日食べる食材や、消費する消耗品。
これは買わないわけにはいけないけど、全部食べきれるだけ、使いきれるだけ調整して買うのは至難の技。
一方で、「捨てる」行為は、自動ではありません。
全部、自分が動かなければできないことです。
かならず、自分で捨てるものを選び、分別し、そしてゴミ袋、そしてそれをゴミ捨て場に持っていかなければならないのです。
慣れたら全く面倒なことではないのです。
ただ、使わなくなったものを持ち続けると、確実に家の中がガラクタだらけになります。
ひとの活動範囲は、それほど広げられるものではありません。
前に興味があったことが同じように今でも興味をもちつづけられるわけではない。仕事場、学校、習い事など、活動の場が変われば、使う道具やものも変わってくる。
子どもは、学年が変われば、もう前のものはいらなくなるものも多い。
人は、日々、暮らして、成長するごとに、以前使っていたものは不要になります。
青虫が成長のたびに脱皮を繰り返すように、暮らしも日々変化して、その都度脱皮した皮のようにいらないものが出てくるのです。
その、不要なものを、整理しましょう。
整理とは、要、不要を区別して、不要なものを取り除くこと。
不要なものは、これから先は、使わないものです。
不要なものを選んだり、捨てたりするのは、自動ではできません。
ルンバに掃除を任せて、自動で床掃除をすることはできるけど、不要なものを選別して整理することは、まだ自分自身でないとできないのです。
どうしても、必要なものをあれこれ買う時には、なにを買ったらいいのか、どこで買ったらいいのかとあれこれ迷ったりしますよね。
買うものを選ぶのも楽しいし、どこのお店で買ったら一番お得なのか探したりするのも買い物の楽しみの一つではあります。
でも、「どこで買うのが最安値か」「1円でも安く」なんていう探し方をしていたら、買い物も結構な労力と時間を使ってしまうもの。
その労力を、少しだけでいいから、不要なものを選別するほうに注いでみてください。
一番の捨て時
気持ちよく新しい年を迎えるにあたって、今は「捨て時」です。
大掃除ももちろん大事だけど、その前に「もう使わないかも」と思うものを、片っ端から分けてみませんか?
買う行為自体は「ポチッと」するだけで、寝ながらでも買い物できる。
でも、捨てるのは、体を動かさないと、できない。
捨てるのは、面倒な行為。
でも、自分の頭で考え、決めたことを、その手で成し遂げることは、意味のあることです。
そして、整理すると、部屋が過ごしやすくなり、目に見えて結果が現れるから、ますます整理が加速していきます。
まず、引き出しひとつから。
まず、15分だけ。
気になっている、あの小さな箱の中から、使わないものを取り除いてみてください。
井田典子さんの「たった1か所を「眺める」ことで始まる! 人生を変える片づけ」を、昨日Kindle Unlimitedで読みました。
大掃除の取り組み方のページもありました。
「たった1か所を「眺める」ことで始まる! 人生を変える片づけ」より
井田さんも、ご家族で分担して大掃除に取り組んでいらっしゃるそうです。
そう、主婦がひとりで掃除を抱え込むことはありません。
そして、掃除は1人でできても、家族のものを整理するのは、本人でないと「要、不要」の判別はできません。勝手に捨てたり移動したりすると、トラブルの元になります。
みな、おやすみに入って、在宅時間も長くなる冬休み。
新年を迎える前に、思い切って家族全員で家中の不用品を選別してみてはいかがでしょうか。
現在Kindle Unlimitedで無料読めるシンプルライフ系の本。
www.cozy-nest.net
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