来客用敷布団、以前は持っていませんでした。
5年前に引っ越した時、処分したんです。
当時は、泊まりに来るのは義母か母が1〜7日ほど泊まりに来るくらいでした。
だから、当時は、来客がある時のみ、次男が使っている敷布団(エアリーマットレス)を泊まり客の義母か母に貸していました。
次男は、普段私と三男が寝ているダブルの布団を、縦横逆にして、210cmある長手側を横にして3人で並んで寝ていました。
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他のお客様ならふだん家族が使っているお布団を貸すのはいやかもしれませんが、次男からしたらおばあちゃん、おばあちゃんからしたら可愛い孫なので、特に抵抗はないようです。シーツやカバーは来客専用のものに掛け替えます。
引っ越し時に4年生だった次男も今は中3。流石に私と一緒の布団に寝るのは無理です。
そこで、我が家が場所をとるのに普段は使わない来客用布団として採用したのは、キャンプ用のマット。
来客時、母が子どものマットレスを使ってもらい、キャンプマットを、子どもや私が使う、ということにしています。
寝心地の決め手になる、キャンプ用マット
敷布団として使うのは、キャンプ用のマット。
キャンプといえば寝袋を思い浮かべる方も多いでしょう。
ミニマリストで、家でも寝袋を使っている人もいらっしゃいますね。
でも、寝袋はどちらかというと敷布団ではなく、掛け布団の役目で、実際にキャンプで寝袋だけで寝ることはあまりなく、その下にコットと呼ばれる簡易ベッドかマットと呼ばれる敷布団を敷いて寝ます。
春に行ったキャンプでは、すべてレンタルできるサービスを使ったんですが、マットがなく(テントマットはあった)、地面から伝わってくる冷えと硬さで寝心地は悪かったです。初心者なので、寝袋の下に敷くマットの存在も知りませんでした。
次は、自分でグッズを買ってキャンプがしたいと、少しずつキャンプグッズを買い集めているんですが、まず買ったのがキャンプマットでした。
近くに店舗があるため、実際に寝心地を試して購入できるモンベルのものを選びました。
キャンプマットには、大別してウレタンタイプ、エアータイプ、インフレータータイプの3種類がありますが、我が家では自動で膨らむ「インフレータータイプ」を選びました。
インフレータータイプは、コンパクトに収納できて、寝心地が良いのが特徴。
デメリットは、他のタイプに比べて重量があること、そして凸凹がある場所で使い、穴が空いたら使えないこと。
重さは軽いに越したことはありません。でも、我が家では登山はせず、オートキャンプがメインそして家、または整備されたキャンプ場で使うことを想定しています。重さと、穴による破損はそれほど気にしなくていいかなと思いました。
そして、なにより寝心地重視。
インフレータータイプは、他のタイプよりお値段は張りますが、快適な睡眠を得るための最大要素です。
このマットを買ってから、まだ母は来ていないんですが、子どもは何度か非日常を楽しむために、たまに家で使っています。
私も何度か使ってみましたが、フローリングの上で腰も痛くなることなく、違和感なく朝まで快眠できました。
キャンプマットの収納
買ってしばらくは、子ども達が試しに使っていましたので、膨らましたまま収納していました。(パンパンに張った状態はよくないそうなので、少しだけ空気を抜いて、寝る前にまた空気を少し注入します)
寝室の一角、写真右側に写っているバスケゴールの扉に布団を収納しているんですが、
扉裏に取り付けたフックにこのように吊るして収納していました。
母が連泊する場合は、このように収納します。
空気を抜いたら、このような大きさになります。
∅18×30cmですから、大きな来客用敷布団とは占有するスペースが大違い。
とにかく、寝心地はかなり良いです。
今の敷布団がダメになったら、キャンプマットをどこまで普段使いできるか、チャレンジしてもいいかも、ぐらいに思っています。
短いマットを選んで荷物をコンパクトに。
マットの長さは、150cm。
日毎に伸びている次男の身長は現在173cmなので、マットの長さは身長に足りないんですが、上部にこのようにストラップが付いていて、
枕を接続できるようになっています。
純正の枕もありますが、写真ではマットの収納袋にタオルや衣類を適宜詰めて枕の代わりにしています。低めが好きな私は、充填物を少なくすることで、高さを適当に調整できます。
実際に登山では、このような使い方をして、なるべく荷物を軽くするんだとか。
購入したのは150cmですが、枕以外にも足元をザックに入れたりしてさらにマットの容量と重量を節約するワザも。本格的な登山をする人は、大人でも90cmや120cmのマットを使う方もいるそう。
軽量・コンパクトさを最優先し、荷物をとことん切り詰めたい! そのような場合は、短めのスリーピングパッドという選択肢があります。ショートサイズでも工夫次第で快適な就寝スペースを作ることができます。パッドの機能を最も必要とするのは背中と腰。この部分にのみパッドを使用し、頭や足はバックパックや衣類を入れたスタッフバッグ、オプションアイテムの枕(別売)などで補います。
オートキャンプ、または家使いの我が家では、足元が30cm短いマットを選ぶより、寝心地を優先して150cmが必要十分だと判断しました。
なお、同じタイプでより長い180cmのものは、短辺方向を折りたたまないので、収納スペースが∅14.5×60cmと感覚的に倍長くなってしまい、キャンプに行く際の車載も考慮して150cmを選びました。
そういえば、幅140cmのダブルの布団を縦横逆にしていた時には、身長160cmの私は若干長さが足りず、無印の「ごろ寝マット」を足元に置いていましたっけ。その時は、すごいアイデア!と思ったんですが、アウトドアの世界ではごく常識だったんですね(^_^;)
防災グッズとしてのキャンプマット
昨年、大阪で地震にあってから、本格的に防災を意識するようになりました。
そして、キャンプに行って、冷たく硬い寝床で寝てみて、マット購入の必要性を感じました。
被災して、避難所での生活を経験する可能性はゼロではありません。そんな時、慣れているマットレスの上で眠ることができるだけで、どれだけのストレスが和らぐでしょう。
防災といっても、人の力は無力で、全く被害に遭わないようにすることはできません。
でも、いざ被災したとき、知恵や手持ちの防災グッズで、災害を「減災」することはできるのです。
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