先週まで、実家に行っていました。
滞在中に母が腕を骨折するというアクシデントが発生。
懐かしいいつもの友人たちと会って、東京ならではの場所に遊びに行って、大阪に帰ろうと思っていたんですが、母の怪我と途中三男が熱を出したこともあり、予定より長い日程で実家に滞在することになりました。
日をずらして、テストが終わった長男、夏期講習が終わった次男もあとからやってきて、両親と子どもたち3人と私、全部で6人です。
いつも実家に来た時には母に甘え、母が作る食事を楽しみにしていたんですが、母は怪我のため料理ができないので、母の指示で私が台所に立ちました。
実家とはいえ、自宅のキッチンではないので、勝手がわからず。しかも、昨年キッチンをリフォームしたこともあり、どこに何があるのかわからず思い通りに動けないのがもどかしい。
献立を考えるだけでも大変だった
普段の食事は、曜日ごとにルーティーンでまわしています。
でも、それだけではマンネリになってしまうので、自分のレパートリーを表に書き出して、なるべく自動的に、バリエーションが多岐に渡るように献立を考えているつもり。
でも、実家にいる今は、それをする必要がありません。
調理をするのは私ですが、母が献立を考えてくれて、私は指示通りに調理するだけ。
なんて、簡単なんでしょう！
ある程度、献立作りを自動化している私でさえ、だれか（母）にメニューを考えてもらうだけで、とっても楽をすることができました。
献立作りって、本当に頭を悩ませているものなんですね。
料理はするけどそれをする必要のない実家で、気がついたことです。
食器の片付けに時間がかかりすぎる！食洗機がない暮らし
実家は、普段は父と母の二人暮らしにも関わらず、おそらく我が家の5倍ほどの食器があります。盛り付けのときに、どの食器に盛り付けようかで悩んでしまいます。
そして、食事のあとは、その片付けが6人分。
実家には食洗機がありませんので、その片付けの大変なことといったら！
子どもたちに、お皿拭きを手伝ってもらって30分ほどかけてやっと終わります。
母が陶芸をやっていたこともあり、磁器だけでなく陶器もつかいます。陶器の食器って、重たいし拭きにくいんですよね。
食事の片付けだけで、心が折れそうになる私。
いつも、食洗機にいかに助けてもらっているか、実感しています。
ほんと、食洗機のない生活は考えられません。
ほんと、食洗機のなかった母が働きながら家事していたのがすごく大変なことだったんだと感じました。
家事動線が長すぎて、家事に時間がかかる
我が家では、できる限りの最短導線で毎日の家事が終わるようにものの置き場所などを工夫しています。
実家はそういった工夫がありません。
たとえば、洗濯物ひとつをとってみても、こんな具合。
・脱衣所が縦長に4畳あり、服を脱ぐ位置から洗濯機までが遠い。
・洗濯機から洗濯を干す庭まで、家の中をほぼ横断。何十歩もあるく。
・洗濯物をたたんで収納する場所はおもに2階。洗濯物を干す1階から・階段を登って運ぶ。
我が家ではいつも洗濯機から取り出す〜干し終わるまで5分ほどですが、実家では20分以上かかりました。
部屋が広いとやっぱり掃除が大変。
なによりも大変だと感じたのが掃除。
老人夫婦二人暮らしだというのに、LDKは我が家の倍ほどの広さがあります。
ロボット掃除機もない実家。広いので、掃除機をかけるのも時間がかかる。
また、家具もたくさんあるのでその隙間を縫って掃除機をかけるのが、そもそも面倒と感じてしまいます。
しかも、ダイニングテーブルや椅子だけでなく、ソファやコーヒーテーブル、観葉植物、ピアノ（弾いていない）など、家具もたくさんあります。動かせる家具を動かしたり、家具の下をくぐらせて掃除するのは本当に大変。
我が家では5分ほどで終わる家全体の掃除機がけが、実家はLDKだけでも10分以上かかりました。
普段は遠方に住んでいて、親には何もしてあげられていないので、短い滞在中だけでも母の腕となり、すこしだけ親孝行できたらと思いましたが、なかなか家事がうまくはかどりませんでした。
家事の量って、環境によって大きく変わるものなのですね。
今あまり住まいに工夫をされておらず、「家事が大変」と思っている方は、賢い家電の導入や、ものを減らしたり、置き場所を変えるなどのちょっとした工夫で大幅に改善の余地ありです。
近いうちに母にはロボット掃除機をプレゼントしようかと考えています。
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