cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【家計管理】失った1円の原因を追究しない。


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家計管理の基本となるのが、家計簿。

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家計簿が続けられない。
家計管理は諦めてしまった。


そうした人、たくさんおみかけします。

家計簿の記帳を試してみたけど、続けられない理由の一つに、几帳面すぎる、というのがあります。



1円の差が気になる

家計簿をつけて、残高と手持ちの現金を合わせてみると、数円合わない。

すると、今までつけていた分のトレースミスがなかったか?
計算ミスはなかったか?
つけていないレシートはないか?

などの精査作業が必要になってきます。

差額の1円が気になって、その原因を突き止めるだけで、かなりの労力と時間を要します。


私の場合は、「特別費」の中に、「不明金」という項目を作っています。

そして、金額が合わないときには、「不明金」で処理するようにしています。


現金が合わない場合も、自分で「ここまでの誤差なら許せる」という金額は、すぐさま「不明金」とします。


合わない金額が、ある程度大きくなった場合においてのみ、原因を追究することにしています。


少なくとも、「いつのまにかお財布の中のお金が消えていた」というような現象は避けられるわけです。
そうならないために、家計簿をつけているのです。



なんのために家計簿をつけるの?

もし、この家計簿記帳が、会社の経理だったり、税金の申告のためだったりするなら、1円の差も許されません。

でも、家計簿は、家計のため、家族のためにつけるものです。
家族のお金を、家族のために最大限の満足のいくように使うのが家計簿の目的。
だから、自分の許容できる誤差なら、不明金として処理します。

数円をきっちり管理するためだけのために、家計簿を付けているわけじゃない。

不明になった数円のために、おおくの労力を使ってしまい、それに疲弊して家計簿の記帳そのものを諦めるのは本末転倒。


几帳面すぎて、続かない人は、ぜひ不明になった1円を追究しないようにしてみてください。

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