ブログや書籍の読者さまから、白髪染めをどうしているのか、何度かご質問をいただいたことがあります。
先日は、湯シャンについて書きました。
ミニマムなヘアケアで美髪を手にいれる。「湯シャン」チャレンジその後。 - cozy-nest 小さく整う暮らし
先日の記事にも書きましたが、髪はまだ生まれてから一度も染めたことがありません。
ここ1年で、ちらほらと白いものが出てきたので、もっと増えたらどうしよう?と迷っています。
ネットなどを見ると、白髪のままにしておくのは、日本ではNG、という意見を多数見かけます。
書き込みを見ると、染めていないと「だらしない」「不潔っぽい」などと考える方もたくさんいるようですね。感覚的には、無精ヒゲや脇のヘアと同じ扱いでしょうか?
男性は白髪でもいいのに、女性は染めないとダメなの?
自然の老化現象なのに、白いものが混じるのはアウトなの?
じゃあ禿げている人もカツラをしないとだらしないのか?
なんだか、白髪はアウトというのを見ると、悲しい気持ちになりました。
一度も染めたことがないので、ちょっと明るい色にしてみたいとも思っています。
でも、一度染めてしまうと、根元から違う色の髪が伸びてしまい、その手入れたるや相当の覚悟が必要そう。それに、白髪染めは髪をとても傷めるというから、余計に髪には負担がかかりそうです。
私は髪が長いので、短く切らないといけないかもしれません。
60代70代ともなると、「染めるのをやめる」という選択をする方もいらっしゃいます。グレーや白髪は、私は汚らしいとは全く感じたことがありません。そして、不必要に「若く見える」ことにこだわりすぎない生き方は、むしろ潔いとさえ思います。そして、グレーや白髪が「女を諦めた」とか「おしゃれじゃない」というわけではなく、白髪が混じっていてもおしゃれを楽しんている方もたくさんいらっしゃいます。
そして、私が憧れる人たちは、あまり髪を染めている印象がないのも理由かもしれません。
尊敬する料理研究家、有元葉子さんも、白髪染めをやめたとご著書にありました。
こちらの本だったような。↓
白髪が年齢のわりに少ない?
私は40代後半ですが、年齢の割に白髪が少ないほうかなとおもいます。
遠目からだとあまり気になりませんが、接近するとちらほら白い髪があります。毛量はとても多く、手入れが大変なのでこれで目いっぱい梳いてもらっています。
白髪が少ない、その理由はわかりません。
湯シャンのせい?長年続けている石鹸シャンプーのせい?
まあ、いちばんはやはり遺伝でしょうね。(遺伝のせいにすれば、身も蓋もないですが)
湯シャンも石鹸シャンプーも、白髪との因果関係はわかりません。
ただ、石鹸シャンプーは、薄毛には確実に効果があると思います。
母が私ぐらいの年齢の頃、薄毛に悩んでいた時期がありましたが、石鹸シャンプーに切り替えたとたん、ふさふさと生えてきました。母はそれ以降はずっと石鹸シャンプー愛好家です。ちなみに、その母も白髪を染めていません。
私は、冬になると、風邪予防に白ごま油でうがいをしているのですが、もしかしたらそれが効果があるのかもしれません。
白ごま油はこちらを愛用。食用にも使います。この油で揚げ物をすると、とっても美味しく仕上がります。以前、美味しい天ぷら屋さんで油のことをたずねたら、白ごま油を使っていると教えてくれました。
ブラックもホワイトもグレーも、どの色の髪であっても、自分らしくいられたら。
そして、髪の色が変わったとき、苦手だったグレーの服が似合うようになったり、また赤い口紅をイヤらしい感じをせずに楽しんだりできたら。
歳を重ねることが、必ずしも美しさを失うことだけではなく、別の魅力を見いだせる社会になってくれればいいなと思っています。