湯シャンとその経過
湯シャンとは、せっけんやシャンプーなどの洗浄剤を使わずに洗髪する方法。
実は、その後、徹底的な湯シャンは、続けられませんでした。
その原因は、夏。
前回記事にしたのは、昨年の6月でした。あれ以後、暑い夏を迎え、冬から春にかけては全く気にならなかったベタつきがきになるようになりました。日差しを遮る帽子を毎日被っているのも一つの原因かもしれません。
それから、湯シャンを適当な方法で続けるには、時間が必要でした。
湯シャンには、念入りなブラッシングと、洗う時にはやはり念入りなシャワーが欠かせません。大量のお湯を必要とします。
シャンプーとリンスを断捨離できるかも?と考え、試した湯シャンでしたが、私には念入りなブラッシングと長時間の丁寧なシャワーは負担でした。
「やることも、持ち物も減らしてラクになる」私のポリシーとしては、物(シャンプーやリンス)が減ったよりも、ブラッシングや大量のお湯でシャワーの方が、面倒なことだったのです。
それ以降、全くシャンプー剤を使わない湯シャンは断念しましたが、自己流にアレンジして、今でも続行中です。
徹底的に洗浄剤を使わない方法ではなく、定期的に、以前から愛用していた液体せっけんを使います。
夏は2日に1日ぐらい、そうでない季節は4日に1回ほど。シャンプーの頻度は、髪の状態を見計らって決めるようにしています。
普通にシャンプーしていた時よりも、はるかに髪には潤いが戻りました(とはいえ、湯シャンの時のような艶はありませんが)。
湯シャンでわかったこと。
湯シャンでわかったこと。
それは、一般のシャンプー剤を毎日使えば、確実に洗い過ぎてしまっていたこと。それによって、髪には潤いがなくなり、地肌は「乾燥しているからもっと脂を出さなきゃ」と思い、脂っぽくなる。それによって、さらに洗わなければならない、髪にはトリートメント必須という悪循環が加速されることです。
湯シャンをする前、「湯シャンって、臭いんんじゃ?」という先入観もありましたが、20年以上石けんシャンプーを使っていた私には、それほどハードルが高くありませんでした。石けんシャンプーは、普通のシャンプー剤よりマイルドなのです。ずっと合成界面活性剤のシャンプー剤を使っている人よりは、かなり頭皮からの皮脂分泌は少なかったであろうとおもいます。
そういう私も、たまに外のお風呂を使うときに、そこに置いてあるシャンプーを拝借することがあります。洗った後はサラサラ気持ち良いのですが、次の日には、髪も頭皮もベタベタした感じで、夕方にはなんだか痒くなってくる。あまり体には合わないようです。
だから、普通のシャンプー剤を使い続けている人が湯シャンを初めてすぐは、過剰分泌されている皮脂が落としきれないのかもしれません。
また、もともとの体質や、石けんシャンプー歴にくわえ、年齢もあるとおもいます。私は湯シャンを始めたのは40代半ばでしたが、さらに皮脂分泌が活発な若い年齢のかたなら、やりにくいだろうなと思います。
愛用のヘアケアグッズ
ブラッシングはmarks&webのコームを使っています。先日、2代目がダメになり、今使っているのは3代目。
ブラシの方がしっかりブラッシングできると思うのですが、ブラシのお手入れがこれまた面倒で。コームならお手入れがカンタンなのです。一緒に写っている小ビンは、キュアリングしたゴマ油に好きな香りのエッセンシャルオイルを混ぜたもの。洗い髪にヘアオイルとして少量つかっています。
marks & web のコームは、大、小とあります。
ミニマリストの私としては、小を使いたいところなのですが、
髪が多すぎて、小は一度では地肌まで梳くことができないのです。
だから、大きい幅の目が付いている大サイズを愛用。初めにクシの目が大きい方でブラッシングした後、仕上げに細かい目の方を使います。
宇津木式スキンケアは続行中です。
「湯シャン」を提唱した宇津木龍一先生。同じく、なにもしないスキンケア、肌断食も提唱しています。
こちらの本のレビューを見ると、やはり「湯シャン」は試したけど、断念している方もいらっしゃるようですね。
宇津木式スキンケアは、相変わらず続けています。
ラクなのと、肌の調子が良い、基礎化粧品代が一切かからないのとで、私の暮らしにフィットしているようです。
何より嬉しいのは、何もつけていないので、子どもに躊躇なく頬ずりできることです^^
www.cozy-nest.net
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