掃除や庭の手入れが面倒
どこへいくにも不便
リフォーム代がかかりすぎる
ローンが重荷で普段の暮らしに節約を強いられる
広くても、散らかる原因が解決できない
老後の経済が心配。。。
憧れのマイホームを買ったはいいけど、思ったように使いこなせない場合があります。
また、はじめは良くても、何年も住んでいると、家族構成が変わったりしたら、一気に家は使いにくいものになります。
住みにくさを感じる原因は、「人が家に合わせている」から。
そんな時は、リフォームをして、「家を人に合わせる」のが正解です。また、住み替えるというのもまた別の選択肢。はじめに買った家をずっと持っていなくてもいいんです。住み替えなら、今の暮らしにぴったりあった住まいを探すことができます。
先日発売された都心の小さな家・マンションに住み替える―――コンパクトで快適、自由なこれからの暮らしに掲載していただきました。
この本は、我が家を含める6つの小さな家に住み替えた例が載っています。年齢は40〜70代と様々ですが、我が家以外は子育てが一段落した世代の方がおおいです。
広さも、90m2〜32m2と様々なのですが、私がいいなぁと思ったのは、32m2 1DKの賃貸に住み替えた例でした。おばあちゃまお一人ぐらしなのですが、100歳まで資金の計画をされていたのが、大変参考になりました。大まかな資金の調達の仕方も載っていて、分譲、賃貸問わず載っているから、いろいろな選択肢があることがわかるでしょう。どの例も、家が自分の暮らしにフィットした、心地よい暮らしを満喫しているのが伺えます。
後半には、今時の住み替え事情を、物件の探し方、資金の調達の仕方、今の家をどうするか、資金計画など様々な方面から集めた具体的な資料が掲載されています。
ライフサイクルが変わって、今の家に住みつづけることに違和感を感じる方、そしてお子様がまだ小さく、これから初めて住宅の購入を考えている方にも、役立つ本となっています。未来を展望すれば、将来の住み替えの可能性も見据えて、いまから必要となる家の選択方法も異なってくるはずです。私は、この本を、広い家を持て余している両親にプレゼントしようと思っています。
先日発売された時間とお金にゆとりができる「小さな家」: 働く母の家事が本当にラクになる部屋づくりも併せてお手に取っていただけたら嬉しいです。