家の買い替えの時に、前のマンションの購入時にあった借金を完済して、今の住まいは現金で購入しました。
毎月の返済額は10万円だったので、それが無くなり、毎月の家計がぐっと楽になりました。
小さい暮らしで、支出が120万円減少しました - cozy-nest 小さく整う暮らし
我が家の6畳のリビングと4畳半の寝室。狭いけど、狭くて困ったことはありません。
でも、今日は住まいの話ではなく家計の話です。
前の住まいより狭い今のマンションに引っ越してから3年目。
家の買い替えの時に、前のマンションの購入時にあった借金を完済して、今の住まいは現金で購入しました。
その経緯と、ものを持たないメリットは、書籍「3人子持ち 働く母の モノを減らして 家事や家計をラクにする方法」、小さな住まいのメリットは書籍「時間とお金にゆとりができる「小さな家」: 働く母の家事が本当にラクになる部屋づくり」に綴っています。
小さな住まいへ引っ越し。そして、毎月10万円ずつ返済していた借金がなくなりました。
それまでは、夫の収入だけでは少し足りない時もあったのですが、以後は夫の収入範囲でほぼやっていけるようになりました。
毎月返済分を貯蓄していたら、3年では10万X36ヶ月=360万円の貯蓄が全く無理なく可能。我が家の場合は、預金や定期預金ではなく、そのお金を学資保険に充てました。
学費に対する我が家の考え
一般的に、子どもを幼稚園から大学まで行かせると、教育費だけで1000万円ほどかかると言われています。
ちなみに、我が家の試算では、大学卒業までに1500万(小中高は公立)、理系で大学院まで行くとさらに300万ほどはかかる計算です。よほど収入が多くない限り、なんとなくやっていたら貯まった、というレベルの金額ではありません。
そして、我が家の場合は、子どもが3人。3人とも大学までいった場合、1500万x3人=4500万。また、留学したり、浪人したりすれば、もっとかかってきます。
現在、50%以上の世帯が、子どもの大学の学費のために奨学金を利用しているそうです。奨学金は、返済義務は卒業してからの子ども。もちろん、そうした方針も悪くないと思います。実際、私はアメリカの州立の大学に通っていましたが、学費は親に頼らず、自分で働きながらまかなっている子も相当いました。親に学費を出してもらっているのが、ちょっと恥ずかしいぐらいでした。とはいえ、自分が親にしてもらったことぐらいは、子どもたちにしてあげられたら、と思っているのは、私と夫も同じ考えです。
貯蓄するのに、最も有効な方法は、「そのお金がなかったことにする」です。
貯蓄を先取りするんですね。天引きで財形なんてあれば良いのでしょうが、夫の会社も私の会社もそういうシステムはありません。貯めるのが苦手な私は、強制的に口座から引かれる仕組み出ないと、すぐに使ってしまいそうです。
そこで、貯蓄の手段として選んだのが、学資保険というわけです。
返戻率の良さで選んだら、ソニー生命でした。
学資保険は、長男が1歳になる前から加入しています。当時、お金に詳しい、同時期に出産した友人と膨大な資料を調べて、いちばん還元率の高かったのがソニー生命。我が家の学資保険の主軸に、ソニー生命をえらびました。
保険会社は自動車保険などを含めると、他にもいくつかお世話になっていいますが、ソニー生命の良いところは、担当者が優秀だということ。さらに、その担当者が押し付けがましくないところ。不要なノベルティーを過剰に配ったり、知識のない担当者が足繁く通ってきたりしません。その辺りの安くない経費を、加入者に還元していると思われます。また、ソニー生命は担当者がずっと変わらないのも良いですね。いちばんおつきあいの長いXX生命は、担当者が何人も代わりました。
学資保険は「得」なのか?
学資保険は、早ければ早いほど返戻率が高くなります。(長いことお金を運用するのですから、当然といえば当然ですが)そして、子どもの年齢が7歳ぐらいになると、加入できなくなってしまいます。だいたい、5歳ぐらいまで、というところが多いのではないでしょうか。
もし、資産を積極的に株や投資信託、不動産などで積極的に運用できるのであれば、おそらく学資保険の返戻率は全く魅力的ではないでしょう。返戻率を考えると、「銀行の定期預金よりはマシ」ぐらいです。比べたら、それほど「得」はありません。
とはいえ、積極的な運用をするのは、知識も必要。場合によっては、元手が割れることもあります。学資保険は、保険会社が潰れることがなければ、満期に必ず満額戻ってきます。だから、それほど「得」ではないけれど、「損」もしない、という商品だと考えます。
学資保険の最大のメリットは、親の死亡など、何かあった場合、それ以降の支払いが免除される、という点。つまり、生命保険の代わりとして使えるわけです。
もちろん、親に万が一のことなんて、ないほうがいい。その時のために、生命保険があります。でも、年齢的には、子どもが大学入学までに万一のことがある確率は、とってもとっても低い。だから、支払われる確率がとってもとっても低い生命保険を解約、または減額して、学資保険を満額にすれば、万一親に何か合った時にでも、子どもの入学時に合わせてお金が戻ってくるわけです。生命保険は、「賭け」の要素がとても高いのに対して、学資保険は基本「貯蓄」の要素が高い。
(注:生命保険も貯蓄性の高いものもあります。)
ただし、生命保険は、万一の時すぐに支払われるのに対し、学資保険は満期まで待たなくてはいけません。とはいえ、生活のため出なく、子どもの学費のためと割り切れば、生命保険に高いお金をかけるよりずっと割の良い商品だと思います。
巷には投資もいろいろな情報があふれています。ネットがさらに身近になって、そうした情報をさらによく目にするようになりました。最近では、仮想通貨が暴落したというニュースがありましたね。(とはいえ、仮想通貨はこれからだと思います。あれは投資というより投機になるのかな?)
「得をする」情報に惑わされすぎず、しっかりと地に足をつけて生活したい。それが我が家の信条です。