今朝、やっと確定申告の書類を税務署に発送しました。
ぎりぎりセーフですね (^_^;)
毎年こんな感じです。
今年は、不動産譲渡、医療費控除、ふるさと納税などがあり、いつもより面倒でした。
医療費は、ほとんど十万円超えることは無いのですが、昨年は夫が禁煙外来に通い、一生止めないと思った禁煙に成功したので、すこしオーバーしていしまいました。もちろんタバコ代と喫煙にかかるコストに比べたら、安いものです。
先日、家族で禁煙1周年をお祝いしました^^
ふるさと納税は、昨年は夫の分だけで8か所ほどしたので、確定申告が必要でした。昨年から規制が緩和され、1人5か所以下なら確定申告不要になりましたね。
今回は、ふるさと納税以外にも確定申告が必要だったので5か所以上しましたが、今年は1人5か所以内に抑える予定です。
ここからが本題です。
数百万円の節税でした
今回の確定申告で、以前住んでいたマンションの売却益を計上しました。売却益には、税金がかかります。
我が家は、ちょっとしたコツで、その税金、数百万円が免除になりました。
その秘密は、不動産を購入するときに、名義を分散させる、ということ。
なぜなら、その不動産を売却して利益が出たときに、頭数分だけの控除があるからです。控除額は一人あたり最高3000万円(H27年現在)。ばかにならない額です。
持ち分を夫婦で1/2ずつにすると、控除は最高で6000万円。夫だけの名義なら3000万円しか控除がありません。
譲渡益6000万円の例で比較
不動産を売った譲渡益が6000万円とします。
名義が一人の場合
6000(譲渡益)-3000(控除)=3000万円に所得税、復興特別所得税、住民税がかかります。
最長の10年以上の場合、所得税15%、復興特別所得税は0.315%、住民税5%で20.315%。
3000万円x20.315% =609万4500円。
夫婦名義の場合
夫と妻、持ち分が半分ずつの場合、
夫の譲渡益は6000÷2=3000万円なので、
3000(譲渡益)-3000(控除)=0円
妻の譲渡益も同様 6000÷2=3000万円なので、
3000(譲渡益)-3000(控除)=0円
なんと、差額は600万円以上!
税率は、不動産の所有年数により変わります。
所有年数が5年以下の場合などは約倍の1200万円以上、税金として納めなければならないんです。
(なお、所有以外にも直近の居住年数によっても控除があります。)
不動産を売る時でなく、買う時に、共有名義にする。
「夫を立てよう」などと、良妻ぶって夫だけの名義にしてしまったら売る時に多額の税金を払うことになりかねません。
ただ、収入のない専業主婦の場合、これができるのかどうか?調べていないのでわかりません。分かる方、教えてください。
我が家の場合、念のため自分の収入と夫の収入のおおよその割合で持ち分を計算し、名義にしました。
上で秘密と書きましたが、秘密でも何でもなくて、普通にまかり通っていることなんです。でも、意外と知らない人も多いみたいで、同じマンションを売却した人で、税金に泣いていらっしゃるご家庭も結構あったようです。
お金について勉強が必要
ちょうど一昨日、昨年ふるさと納税した壬生町からいちご8パックがとどきました♪
今年はいちごが高値で、あまり買わなかったけど、昨日はこころゆくまでいちごを堪能できました^^
ふるさと納税も、寄付金に応じて税金が還付される嬉しい制度です。やらなきゃ損。
ふるさと納税だけで実質生活費をタダにして暮らしている金森さんの本の第二弾。
わたしも金森さんの本で勉強させていただきました。
せっかく社会のために働き、税を納めているのですから、還付できるところはきちんと還付を受けたいです。国は、取る時はきっちり取って、国民が還付できるところは個人まかせ。知らないともらえるものももらえません。
わたしもまだまだ勉強不足です。
追記:
収入のない専業主婦の場合は、ローンを組む場合、はやり難しそうです。
ただ、頭金を妻名義で出した場合などは、それに応じた割合が分担できるみたいです。
専門家のサイトがありました。