cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

お米が足りない?


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市場ではお米が売っていないところもあるらしい、ということで、ここのところしばらく観察してみていました。


今住んでいる大阪近郊では、複数のスーパーは在庫なし、とあるスーパーでは品種は限定だけど在庫あり、別のスーパーでは1日に1回入荷があるとかで、朝に行くと在庫あり。


帰省中、神奈川や東京でもスーパーを数店舗覗きましたが、在庫はほとんどなし。

が、夫の親戚が住む兵庫県の田舎のほうはスーパーや生協で普通に在庫あり。

いつも配達してもらっている生協や、我が家の近隣のお米やさんも在庫あり。

ということで、都市部は在庫が薄いか無いものの、あるところには売っている、といった様子。



米の流通には詳しく無いですが、観察してみると、どうもいつも安い価格で時価で仕入れているスーパーなどでは入荷がないようですね。


ほんとうに日本のお米の在庫がないの?

調べてみると、半年ぐらい前から言われていた通り、たしかに昨年に比べて今年の在庫は少なめ。でも、よく見ると




米に関するマンスリーレポート 在庫編 令和6年8月号


1ヶ月あたりの米の在庫の減少量は20-30万トン。
通常通りに消費していたら、在庫が尽きるということは考えられません。

昨年より在庫量はすくないものの、新米が流通するまでの期間を賄うのに十分にあることがわかります。


「お米がない」理由は、複数箇所の店舗を確認したとおり、在庫が偏在している、ということ。

そして、なにより、「令和の米騒動」なんていう変な報道や、変な噂を撒き散らしている輩に乗せられた人々が、備蓄をするために買い漁っているから、というのが原因でしょう。


不安にさせるキャッチーな報道、そして根拠なく噂を流す発信者。

そのせいで、多くの人が迷惑しています。エンタメとして楽しむなら良いですが、実害がでるのは問題では?


そろそろ早生の新米も出だす頃。
今年の新米はきちんと流通するのでしょうか?

6月末時点での各都道府県の主食用米の作付向は、5年産と比べて、増加傾向16県、前年並み18県、減少傾向13 県。

水田における作付意向について (令和6年6月末時点)

今から台風などの大きな被害がなければ、令和5年よりは収穫が多くなりそう。
在庫がたっぷりある人は、秋にせいぜい古米を味わってください。


そんな嫌味を言えるのも、我が家に在庫があるからこそ。

身近な人がこの件に関してあまり騒いでいないのは、お米は農家さんからいつも買っているとか、我が家のようにふるさと納税で年間契約している、知人が農家でいつももらっている、という方が多いからかも知れません。

これは、お米に限ったことではないですが、なんでも最安値のところで買い回ったりするのはやめにしたいもの。

消費者がきちんと購入するなら、生産者ももっと安心して作物を作れるはず。
いち消費者としては、今後は年間消費する主食くらいは予定購入する必要がありそうですね。

また、国は日本人の主食である米の生産、流通、販売に、さらに力をいれるべきだと感じます。

日本のお米はプレミアムに美味しいのですから、たくさん作ったら価格が下がると消極的なことを言わず、積極的に海外に販売するとか、米粉にする技術に投資して、小麦粉でなく米粉を小麦粉のように普及することができたら、多くの人が小麦粉でなく国産の米粉を選ぶのでは?

米粉も、米由来のお餅やお菓子などの加工品も、裏をみると国産でないものが多く、選ぶのに苦労します。

そもそも、ちょっと在庫が少なくなるだけで多くの人が困惑するほど少なく量を調整しているのは、いかがなものかと思うのです。



せっかくの円安、これはチャンスです。

お米だけでなく日本の美味しい食べ物の生産量をあげ、問題視されていた食品自給率をあげ、国内だけでなくプレミアムな価値をつけて海外に輸出できないのですかね?
また、これはお米に限ったことではなく、この円安は、国内の食糧自給率を上げていくチャンス。政府の政策転換が必要です。



お米の在庫が少なく、新米が出るまでには足りない。
それなら、これを機に、雑穀を取り入れてみるのはいかがでしょう?


我が家は、私が好んでロウカット玄米を時折炊いているのですが、それ以外にも押し麦を好んで白米に混ぜて炊いたりしています。


体に良いと注目を浴びている雑穀の中では、スーパー大麦やもち麦などが有名ですね。

それらも良いけど、我が家で常備している押し麦は、普段のお米と同じかそれより安い価格で売っていて、スーパー大麦などよりも日常的に取り入れやすいです。

炊き方は、お米と混ぜて炊くだけ。
水加減は、米と同じで大丈夫。米のように研ぐ必要もありません。
炊き方に特にコツはないので、雑穀に抵抗がある方でも、気軽に取り入れられるでしょう。


我が家では、通常、米:押麦を2:1または3:1ぐらいの割合で炊くことが多いです。

プチプチとした食感は美味しく、でも玄米よりも柔らかく炊けるので、玄米に抵抗がある人でも違和感がなく食べられます。



先に米を研いでから、上から押麦をいれると、炊き上がりは上部に押麦が溜まります。
炊き上がったら、混ぜるまえに、白米が好きな子は下の方から盛り付け、血糖値の急上昇を抑えたい私は、押麦の溜まった上の方からご飯を盛り付ける、というように加減もできます。


この日のメニューはご飯、具沢山の味噌汁、油淋鶏風水晶鶏、サラダ、冷奴。私のご飯は7割ほどが押麦(ダイエット目的)。


いつも買っている胚芽押麦。価格も安定しています。


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