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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【防災】断水時のトイレ対策。我が家ではこれを備えています。


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先日の記事で、ライフラインで一番困ったのは水だと書きましたが。

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5人家族の我が家では、実際一番困ったのはトイレでした


実は、我が家でも断水時のトイレにはあらかじめ備えはしていました。
水を汲んでくることができるとわかったので、今回の断水では幸いにも活躍しませんでした。





消臭袋や凝固剤がセットに売っているタイプ。

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消臭袋と凝固剤がセットになって売っているタイプ。以前から我が家で備えていたものです。

これ、袋が3回分、凝固剤が15回分のセット。
5人家族のわが家では全然足りません。


これでトイレが完結するので、家族が少人数の場合はこれでもいいでしょう。
こういうセットのデメリットは、単価が高いこと、そして、ゴミがたくさん出ることです。袋と凝固剤、どちらかが余るかもしれません。


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使い方は、家のトイレに袋を被せて使います。









凝固剤と消臭袋を別々に購入。

今年6月にあった大阪の地震の後、すぐに買い足したのがこちら。



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凝固剤と


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消臭袋を別々に購入しました。



災害はいつ起こるか分かりません。
今日かもしれないし、当分こないかもしれない。



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この凝固剤のメリットは、サンプルが2袋ついているので、使用期限がすぎたときにサンプルでテストできることです。







私が買ったものは、50回分分包なのですが、現在は売り切れているようです。
こちらは類似品。







こちらは粉末状がまとめて一袋に入っているタイプ。安価で入手しやすいです。


また、消臭袋も、セットになっているものより別々で買ったほうが割安です。
もちろん、セットではないので、子供の乗り物酔いの袋として使ったり、匂いのきつい生ごみを捨てたり、赤ちゃんのおむつを捨てたりするときに使え、多用途です。





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大きさは色々ありますが、わが家では家族の身体が大きくなっているので、一番大きいタイプを購入しました。
家のトイレに大きいゴミ袋を被せ、凝固剤を入れて用を足し、消臭袋に入れて捨てます。場合によっては、凝固剤はいらないかもしれません。





トイレのゴミ対策。「大」と「小」を分けて考えてみる。

以前、非常用のトイレとして、何が適当か?
ペット用のトイレシートや介護用のおむつも検討しました。
でも、おむつに用を足すのは抵抗があり、ペット用のトイレシートでは大人一人分では量が間に合わない。そして、どちらも使用時に大量にゴミが出ることを考えると、「凝固剤+消臭袋」の方がメリットが大きいと考え、おむつやトイレシートは断念しました。




とはいえ、用を足すたびに、上記で用意した凝固剤や消臭袋をいちいち使ったら、ゴミが大量に出ます
断水がすぐに解消できればいいのですが、例えば一週間水が使えなかったら、5人家族の我が家ではすごいゴミの量になってしまいます。

そこで考えたのが、「大」と「小」を分ける、という方法。



上記「大きいゴミ袋+(凝固剤)+消臭袋」は、「大」の時だけ


そして、「小」は、別の容器にとって、ためておくという方法です。
検尿の時のように、一時的に別の容器にとり、液体だけ溜めておくのがいい方法だと思います。
幸い、我が家では私以外は4人とも男なので、「小」が取りやすいのです。





「小」を入れておくのは、給水タンクでいいでしょう。




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飲用や、手洗い用の給水タンク以外に、「小」専用のタンクを1つかふたつ持っておきたいです。
1日の標準量が成人で「1〜1.5L」とすると、一人当たり3日で3〜4.5L、5人家族(大人4人子ども1人)の我が家だと20Lのタンクで3日分。
もし足りなくなったら、飲用に備蓄したペットボトルの水の空き容器に入れます。
通水したら、まとめてトイレに流したら終わり。余計なゴミを出しません。



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その時、「小」を取った後、溜めておく容器にこぼさずに移す手段も必要です。




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いつもは、トイレブラシを入れている琺瑯の大き目ビーカー。


本来、計量カップとして売っているもの。
琺瑯製なので、消毒もでき、衛生的です。
これで、かなりうまく水を移すことができるので、いざという時には流用しようかと思っています。


トイレのことをきちんと考えてみよう。


今回は、本当にこれらのグッズを活用することなく、水が戻ったのでよかったです。

色々な不便は我慢できても、トイレは我慢することができません。
特に、小さいお子様がいるご家庭ならなおさらです。
いますぐ、トイレが流せなくなったとき、どうしますか?

あなたの家にあった方法を、シュミレーションして見てください。

でも、断水が長引いたり、集合住宅のトイレの排水が壊れてしまった時のために、非常用のトイレを準備するのは必須と、今回の断水で痛感しました。


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