好きな教科は迷わず「社会」と言う、我が家の次男。
小3の終わりぐらいから歴史に目覚めました。
戦国時代が好きというよくあるパターンです。
それから、どんどんと歴史が好きになり、それに伴う日本地理も大好きに。
今は中3ですが、政治や国際情勢の方にもかなり興味がある様子。
そんな次男の小学生のときの夏休みの自由研究をご紹介します。
拙いところが多々ありますが、ご容赦ください。
夏休みの自由研究のテーマのヒントは大河ドラマから
大抵の友達が理科系の自由研究をしていたようですが、次男は迷わず社会系を選んでいました。
テーマは、「黒田官兵衛 生涯とゆかりの城」
2014年当時の大河ドラマは岡田准一さんが黒田官兵衛を演じる「軍師官兵衛」。
この年の大河ドラマで歴史熱が急上昇した次男。
黒田官兵衛関連の本をいくつか買い揃えましたっけ。
そうして、選んだテーマは、「黒田官兵衛の生涯とゆかりの城」。
相関図。
スケッチブックを見開きで綺麗にレイアウトしやすいように、付箋で書いて仮止めして、場所が決まったらのりで貼るという方法を提案しました。
本体に直接書き込むよりも名前の位置を移動しやすいし、間違いも減ります。
黒田官兵衛ゆかりの城を調べて、それぞれの特徴をレポート。
塾などもいっておらず、受験もしたことのない公立小学校の次男にとって、文の要約というのはかなりハードルが高かったようです。
ゆかりの城のうち、姫路城、長浜城、小田原城などは、長い夏休みの間を利用して実際に訪れました。
お城の写真は、息子が撮影。コンビニの印刷サービスを使って写真を印刷しました。
年表とか、
まとめと感想など。
他のページもそうですが、いきなりスケッチブックにかきこむのではなく、レポート用紙に項目ごとに書き込み、レポート用紙を貼り付ける方法を提案。
真っ白の紙にかきこむよりも簡単だし、レイアウトも作りやすいです。
最後は疲れてしまったのか、感想が「かんそう」とひらがなに汗
母が手伝ったところ
・スケッチブックを提供
私が所持して使っていなかったスケッチブックを提供しました。
F6サイズ(A4の紙4枚分ほどの大きさ)のスケッチブック9ページの自由研究となりました。
・タイトルのデザインを印刷
黒田家の家紋をタイトルデザインにしたいと言ったので、一緒にネットで調べて印刷しました。4年生のときはまだ自分で印刷できなかったので。
・旅費を提供
お城を実際に観にいくにあたり、旅費や食事などを提供しました。
長い夏休みは子どもの「やりたい!」を伸ばしたい
次男は中学受験の予定もなかったし、通塾もしていなかったので、夏休みはたっぷり時間がありました。
だから、長期の休みの旅行は、温泉やリゾート地など、親の行きたいところを選ぶのではなく、子どもたちが行きたいところを優先して行き先を選ぶようにしていました。
机上の勉強ではなく、小学生の間は体験重視です。
姫路城は残念ながら、このとき改修工事で天守までは入れませんでした。
代わりに、軍師官兵衛館ができていました。ここ結構楽しかった。
長浜駅前には、豊臣秀吉と、秀吉から「茶坊主」と呼ばれていた石田三成の像があります。
左の次男が秀吉に、右の三男が石田三成に扮して。
次男、小学生のときは石田三成のファンでした。石田三成の「三献茶」の逸話は有名ですね。
近江国のある寺院に、鷹狩りの帰りにのどの渇きを覚えた秀吉が立ち寄り、寺小姓に茶を所望した際、寺小姓は最初に大きめの茶碗にぬるめの茶を、次に一杯目よりやや小さい茶碗にやや熱めの茶を、最後に小振りの茶碗に熱い茶を出した。まずぬるめの茶で喉の渇きを鎮めさせ、後の熱い茶を充分味わわせようとする寺小姓の細やかな心遣いに感服した秀吉は彼を家臣とした。それが後の石田三成である。
長浜城と同日に彦根城にも行きました。彦根城は、現存する12天守のなかの一つの貴重なお城です。平日だったのでひこにゃんはお人形でした。
歴史や武将に関する本も結構読んでいましたが、こうして実際にゆかりの地を訪れたりすることで、さらに造詣が深まりやすいです。
小学生の間は、体験を積む絶好のチャンス。中学になると、部活に勉強に忙しくなってしまいますからね。
おすすめの歴史本
歴史好きのきっかけは、お下がりでもらった歴史マンガの全巻セット。
我が家にあるのは、私が小学生の頃に使っていたのと同じ絵柄の、ずっと古いバージョンですが、最近のは絵がとても綺麗で読みやすいですね。
歴史の学習のポイントは、まず全体の流れを掴むこと。
2022年から、日本史は高校で選択科目ではなく、必須科目となる案が濃厚です(現在では、世界史が必須、日本史は選択)。歴史が苦手な子なら、大学受験の導入としても使える歴史マンガのセット。
子どもがいるなら、一家に1セットは必須でしょう。
角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 全15巻+別巻4冊セット
角川、小学館、集英社とシリーズが出ていますが、個人的には角川版がおすすめ。詳しくはアマゾンのレビューをご覧ください。
それから、気に入った人物がいれば、単行本の伝記も適宜入手しましょう。同一人物を扱う、別の本を何冊か買うと、出版社によってエピソードや人物像の違いが楽しめます。
このシリーズ、何冊か我が家にも揃っています。
戦国人物伝 黒田官兵衛 (コミック版 日本の歴史)
戦国武将群雄ビジュアル百科
これもあったなぁ。もう、ボロボロになるまで読み込んでいました。
戦国武将ばかりの本。絵がかっこいいのです。
こうした、辞典形式の本は、ストーリーのマンガとちがって何度もみて楽しめるのでコスパ高いです。
あとで買い足した、幕末維新バージョンと、源平争乱バージョン。
幕末・維新 群雄ビジュアル百科
これらの本で、始めは戦国時代にしか向いてなかった興味が、他の時代へと広がったのでした。
我が家の次男の小学4年生夏休みの自由研究をご紹介しました。
お子様の夏休みの自由研究のテーマ選びの参考になれば幸いです。
【夏休み、どこいく?】ママと子どもだけでキャンプ、釣り、シュノーケリング。
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