天気のよかった週末の午前中、大掃除をしました。
物が少なくて家も小さいおかげか、ここのところ大掃除は半日で終わるようになっています。
物を所有するには、コストがかかります。
家を小さくして、物を多く持たない暮らしは、コストがかかりません。
コストとは、労力やお金、時間も含まれます。
以前は大掃除でしかできなかったところが、普段からのルーティンで掃除できるようになったので、大掃除でしなければならない箇所が少なくなりました。
具体的には、我が家では冷蔵庫の上、照明、ウォシュレットの裏、お風呂の排水口、窓、網戸などが、普段からキレイにできるようになりました。
あさごはんの後、掃除を始めてから、夫と私は共有部分を分担して、そして子どもたちは自分の部屋全てを担当します。
私は食器棚や玄関の靴を全部出して拭きました。
とはいえ、食器も靴も数が少ないので、かかる時間はそれぞれ10分ほどです。
食器は幅80センチの吊り戸棚3段に収まるだけ。
扉が付いているから、ほとんど汚れていないのは助かります。
先月、モロゾフのプリンを買ってとっておいた耐熱のガラスカップ(写真の一番奥)。丈夫でキレイだから、ついとって置きたくなりますよね。1ヶ月の間、プリンを作ったら置いておくと決めたのですが、結局作ることがなかったので、手放すことに。こうして、持ち物は期限をつけて持つようにしています。
子どもたち、それぞれの大掃除。
掃除を始める前に、持ち物の整理をします。
「使う」「使わない」に分けて、使わないものを撤去。
三男は、今年は2学期が終わってすぐ、クリスマスの前に自主的におもちゃを整理し終わっていたので、整理がとてもラクでした。
結局、今年はサンタさんは彼が開けた引き出しに入らないものをプレゼントしたのですが。。。
www.cozy-nest.net
棚の上やおもちゃの上のホコリを落として、細かいゴミを撤去。引き出しも出して掃除機でゴミを吸って。。。
やっぱりモノが多いと比例して掃除もたいへんです。
三男のスペースは寝室とリビングに隣接する2畳ほどの広さ。
昨年から、本が少し増えましたが、スペースも少ないのでかなり早く、2時間ほどで掃除を終わらせていました。
三男の部屋にあるライティングビューローの裏だけは、夫が三男を手伝っていました。
とっとと終わって一人遊びする三男。碁盤で囲碁じゃない遊びをしているようです。
長男と次男のそれぞれの個室は、4畳ほど。窓があるのでそのぶんやる場所も多い。もちろん、持ち物も多く、それだけ時間がかかっていました。次男は4時間ほどで掃除を終わらせていました。
ブログに載せていい?と聞いて撮った次男の部屋。
次男よりさらに多趣味で本類も多い長男はさらに1時間ほどかかっていました。
他のことを何もせず猛勉強をしている時期です。でも、掃除をしなかったら、勉強の時間が増えるかといえば、そんなことはない、というので、いつものように本人のテリトリーは本人に任せました。
整理して、自分では使わなくなった文具を弟に譲ったりしていました。不要と思ってから、1年間様子を見て、やはりいらないと判断するのが身についています。彼も持ち物は多いけど、不要な物は持っていません。
几帳面な長男、部屋の家具を全て移動して、床を丁寧にワックスがけ。
年末に「リセット」して、気持ちも新たに。
不要な物がない、そして不足のものもない、それがゼロの状態。
定期的にリセットすれば、整理も掃除もそれほど労力をかけず気持ちよく過ごすことができます。
過不足ない、ゼロの状態がわからない時は、大掃除よりもまず持ち物を「ゼロ」の状態に近づけるのが先決です。掃除も簡単になりますよ。
整理するのは勇気がいるけど、年末は持ち物を見直すのに絶好の機会です。この1年、使わなかったものを、見直し、そして汚れもリセットして、気持ちよく新しい年を迎えたいと思います。
毎日さっと。毎日きれい。 無印良品ネットストア
無印の掃除道具、愛用しています。