cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

旅行の衣類をコンパクトに


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海外旅行の荷物が極端に少なく済んだ、と記事に書きました。

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私だけでなく、子どもたちもいつも使っているバックパックひとつ。
空港では、見送りををする人と同じくらいの軽装でした。
他の人たちは、大小のスーツケースをごろごろ。
あの中には一体何がはいっているんだろうね?と子どもたちと話していました。

きっと、スーツケースは行きには空っぽで、帰りにはお土産でいっぱいになるに違いない。

そういう結論になりました。


多かれ少なかれ、そういう人も多いのではないでしょうか。行きは空っぽとはいかなくても、スーツケースの半身は持ち物、半身はお土産のために空けている。


それでも、半分は自分の荷物が入っているでしょう。
その荷物、ほとんどが衣類が占めているのではないでしょうか?

今回の旅は海外で3泊4日でしたが、これが国内であっても2週間でも、それほど荷物の量は変わらず過ごすことはできます。

着て行った衣類はこちら。

ワンピース
メリノウール長袖アンダーウェア
コットンレギンス
メリのウールレギンス(レギンス重ね着!)
ウール靴下
ラウンドネックダウンカーディガン
マウンテンジャケット
ベレー帽


持って行った衣類は以下。

靴下2
ショーツ2
ブラ1
メリノウールの下着2
レギンス1
ハーフパンツ1

衣類ケースにしていたサコッシュと合わせて、重量はおよそ550g。
登山に行く時には、もっとシビアに削りたいところだけど、今回は旅行なのでかなり重さも大きさも大目にみています。


衣類を入れている大きめサコッシュは単体で40g。
今回の旅行中、三男の街歩き用に貸し出しました。
普段は、自転車のとき、荷物が増えた時などにエコバッグとして使っています。


旅行に持って行く衣類を少なくするための工夫をまとめてみました。

旅行の衣類を少なくする秘訣


1 重ね着を基本にコーディネートする
2 コンパクトになる服を選ぶ
3 乾きやすい素材を選ぶ
4 着たままでも汚れにくい(防汚、防臭)素材・デザインを選ぶ


1 重ね着を基本にコーディネートする

分厚い1枚の冬服よりも、同じ暖かさを得られるなら薄手と中厚手の重ね着をした方が体温調節しやすいです。

暖かい時:上着なし
少し寒い時:薄手の上着
寒い時:中厚手の上着
めっちゃ寒い時:薄手+中厚手を重ね着

アイテム数は増えますが、体温調整しやすいだけでなく、コーディネイトの幅も広がります。

2 コンパクトになる服を選ぶ

あまり暖かくないのに嵩張る服の代表として、コットンの服が挙げられます。
天然素材は心地よいですが、比重がおもく、全然コンパクトになりません。

フリースはなかなか軽くて暖かく優秀ですが、かなり嵩張りますし、ダウンの軽さにはかないません。

また、同じダウンでも、無印やユニクロなどが出しているものより、アウトドアメーカーのものの方がダウンの質も高く、同じ重量でも暖かい。

また、アウトドアメーカーのものは、がわ生地が軽量で薄手でも強度のあるものを使っているものがが多いです。
見た目は同じでも、スペックが全く違う。

軽量でコンパクトなら、ダウンより右に出るものはありません。


3 乾きやすい素材を選ぶ

靴下やショーツ、ブラ、キャミソールなど、一番肌のそばに着用するアンダーウェアは、薄手で乾きやすい素材のものを選びます。

ホテルに泊まるなら、靴下とショーツはシャワーのついでに石鹸で洗ってしまいます。石鹸がなければ、シャンプーやボディーソープで洗ってもOK。

手で絞るのを繰り返すと、生地が痛みやすいので、小さい洗濯ネットを一つ持っていき、ネットごと手で絞ると、生地がのびみにくいです。

その後、ホテルの部屋に付いているバスタオルなどで挟んでしっかり水分を取り、エアコンの吹き出し口を確認して乾きやすいところに干しておけば、朝までには乾きます。

もし乾いていない場合は、朝に少しドライヤーを当てれば完璧。

洗濯している間も、下着が必要なので、着用しているのと洗濯しているのと、それぞれ1枚ずつ持っていけばOK。

毎日下着を洗濯するのは面倒、というなら、あと1セット持っていけば洗濯の頻度は2日に1回になります。

旅行や登山の時愛用しているブラ。
軽くて、乾きやすいのは他にもいろいろありますが、きめ細かいカップの大きさに対応しているのは、ワコールならでは。
重量はCDカップで42グラムと、他にもっているヨガ用スポーツブラのおよそ半分の重量。軽い分、当然乾きも早い。

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今回着て行ったワンピース。
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ホテルで手洗いしても朝には乾く速乾素材。
重量は215g。着て行ったので重量はあまり関係ないですが、軽くてコンパクトなので洗い替えとして持って行くのにも優秀。



家族4人だったので、二日めの夜にまとめてコインランドリーで洗濯することを決めていました。
2日着たワンピを洗っている間、洗濯中は普段パジャマ兼室内着にもしている薄手のランニングパンツを着用。

ランニング用のショートパンツですが、柔らかく軽い生地なので、普段は家着やパジャマとして、寒い季節にはレギンスと併せて使っています。付属のインナーパンツは取り除き、重量73g。

レギンスと合わせれば、外にも着てでられます。見た目はランニングしている人に見えます(走らないけど)。

ホテルで手洗いせず、コインランドリーを利用するにしても、とても乾きにくい大きい服が一着あるだけで大きい洗濯機を選ばなければならなかったり、乾燥に余計に時間がかかったりすることもあります。
コットンのパーカーとか、ジーンズとか、乾きやすさを考えると最悪なアイテム。ただ、洗って乾かさずにずっと着用し続けるなら良いのかもしれません。




4  汚れにくい(防汚、防臭)素材・デザインを選ぶ

登山の時、汗を書いて山に上り、山の中で泊まるにしても、水がない場合もあり、当然洗濯もできません。

そこで活躍するのが、防臭素材の衣類。
メリノウールは、その代表格です。
汗をかかない季節なら、私の場合1週間くらい着用しても問題ありません。
体臭のある夫でも、3日は大丈夫(実験済w)。

寒い季節の長袖アンダーウェアはこちらを愛用。この上からワンピースを重ねます。



靴下はすべてメリノウール。
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さすがに連日同じものははきませんが、薄くても暖かく、そしてサラッとしていてオールシーズン心地よい。
今回の旅行では、ダーンタフの1足をはいて、2足を持っていきました。


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生涯保証のダーンタフ。履き潰して穴が空いたので、新品と交換してもらいました。

乾きやすくて機能性が高いとなると、どうしても化学繊維になりがち。でも、肌触りがいまいちなものが多い。
そんな中、私が出した最適解は、下着=メリノウール、保温着=ダウンです。
また、化学繊維でも、メーカーや品によっても、痒くなったり、そうでもなかったりすることもあります。こればかりは、いろいろ試してみるしかありません。


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