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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【家庭学習】Z会再入会。タブレットコースのいい点、イマイチな点


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以前、入会していたZ会。
提出課題が溜まりがちになってしまい、一旦やめてしまってから、タブレットコースを12月分、冬休みの1ヶ月だけお試し。
冬休みが終わった後、退会しましたが、2月からまた再入会しました。タブレットコースのいいところと悪いところを書きなぐってみます。


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Z会タブレットコースのいいところ

以前の紙ベースの時と違い、家の中がとても平和になりました。

自ら計画を楽しんで立てられる


月の初日になると、その月の「学習カレンダー」を表示できるようになります。

タブレットの画面のカレンダー上で、アイコンをドラッグして、好きな日にちに予定のコマを移動させます。

こなせなかった予定は、後日に再プランが簡単にできる。
予定を立てるところから、楽しんでやっています。

時間になるとタブレットが通知

時間も設定できます。
通知を設定しておくと、タブレットが学習開始時間を教えてくれます。
「勉強しなさい」という強い言葉は使わずとも、「そろそろ始めたら?」という声かけ、私はしなくていい。それが本当に平和。




自分で立てた計画だから実行しやすい

計画を自分で立てる。
実行する日、実行する時間、実行する教科、実行する分量。

全て自分でプランニングできるので、達成もしやすい。

子どもが自らプランを立てるから、できてもできなくてもその責任は子ども本人に。
その日どうしても消化しきれなかったコマは、いつまでもカレンダーに残っているから、そのコマを後日のどこかに動かすのも自分。

うまくいかない時は、計画の立て直しを簡単にできるシステムっていうところがいい。

間違った問題だけ自動的にすぐにやり直し

履修が終わると、間違った問題だけ再度出てくるので、弱点を自動的に復習できるようになっています。
紙でやっていた時は、丸つけもきちんとやっているかどうかわからなかったし、代わりに私がやるといっても、子どもがやり終わったタイミングでタイミングよく丸つけをできるとはかぎりませんでした。
私のほうが丸つけを溜めてしまったりすると、うまく行くわけがありません。

タブレットだと、丸つけは自動、そしてすぐに間違えたところがわかるので、すぐに復習できる。
もっとも効果的なタイミングで復習できるというわけです。





教材の管理がラク

シンプルな教材が魅力のZ会。
紙ベースの本科でも、教材は1冊だから管理がとてもラクなのです。ただし、やはり回答は別冊。
以前、紙ベースでやっていた時には、英語は専科だったので英語も別冊でした。本科のテキストと回答、専科のテキストと回答。この4冊が必要です。
あと、当然ですが、椅子と机、鉛筆、消しゴム、赤ペンなどの筆記具。
タブレットコースだと、タブレットだけ。タッチペンもあったほうが当然いいけど、タッチペンなしで指でもできる仕様。


思い立ったらすぐに学習スタート

文具も、書いたり教材を広げたりするスペースが不要。
タブレットを使える環境なら、ソファの上でも、寝転がっても学習できる。


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ここを利点ととるか、欠点ととるかは考え方ひとつ。
「机の上で座って学習するべき」「鉛筆を正しくもってこそ勉強」と思っていたら、とても許されない環境で、我が家では進めています。
思い立った時に、いつでも机の上がきれいに整っていたらいいんですが、息子の場合はその前のハードルが高く、学習にたどり着くまでに手数が多すぎて、その前にやる気をなくしてしまっていました。

タブレットひとつあればできる。
紙のテキスト類の整理をしなくていい。

整理がニガテな子は、思い立ったらすぐに始められるタブレットに向いているようです。

モチベーションをキープしやすい

勉強へのとっかかりが簡単で、すぐに学習を始められるタブレットコース。その中で、とくに魅力を感じているのが、「ぷちぽ」というポイントシステム。

履修するたび、「ぷちぽ」というポイントが貯まり、その貯めたポイントによって、世界地図の上のコマを進めていきます。

何かを取り組む時、少しずつ進んでいる、少しずつ成長しているのが実感できることって、とても大切です。
(もちろん大人でもそうですよね!)
書道でも、水泳でも、そろばんでも、よく段級制度を取り入れていますが、あれって理にかなっていると思います。
人は、サボりやすくできているから、目標がないと、継続するモチベーションを維持するのって大変ですよね。
でも、級や段が上がっていくことによって、次の級に進みたい!ここまでは終わらせたい!と思えてきます。

公文式なんかも、そういうところをうまく使っているなとおもいます。公文のドリルを家でやっても、ずっと計算ばっかりでなかなか進んでいる感覚がなくて面白くないですからね。


Z会タブレットコースのデメリット

このようにして、紙のときよりぐっとスムーズに学習を進められているZ会のタブレット講座。でも、やっぱりデメリットもあります。

字がきれいにならない

字が汚くても、書き順があっていると、大抵の場合タブレットは認識してしまうようです。なので、ひどい字体がますますひどくなっているような我が子。

とはいえ、紙にしたら、大変で続かない。
どちらをとるか、という最低限の選択、というところが情けないのですが(無)三男の場合、字体はともかくとにかくやる!という方向に変えました。


選択問題は適当に答えがち

選択問題は、適当に選んで、間違ったら、またすぐに別の回答を選び直し、さっさと終わらせることができていしまいます。
だから、時間のない時は、サーっとやってしまっているようです(やる意味があまりないかも)。

とはいえ、きっと紙なら、答え合わせをしたところで、バツがついてそこで終わり。もっとひどいことになっていたと思います。


答え合わせの技術が身につかない

自習では、自分で答え合わせすることが必須です。
タブレットコースの場合は、勝手に丸つけしてくれるので、自分で答えを参照して丸つけしません。
だから、自分で答え合わせする技術を磨けない。これはタブレットコースでありがちな最大の欠点です。

じゃあ、紙だと、できるようになるのか?
そもそも、丸つけすらできないんじゃないのか?

そう、丸つけを溜めてしまい、子どもの学習を阻害していたのは、忙しい私自身でもありました。

高学年になると、当然自分で丸つけできるようにならないといけないんですが、それはタブレットコースでは全く期待できません。



教科が選べない

1教科から好きな教科だけ学べる本科と違い、タブレットコースは主要4教科+英語、プログラミング、総合が全てセットになっています。

だから、英語は別に習っているからいらない、とか、プログラミングはまだ不要とか、とりあえず算数と国語だけでいい、というような受講方法はできません(2021.03現在)。

我が家は、紙ベースの本科でやっている時は、算数と国語、そして途中から英語だけでした。必要な科目だけ選べるので、分量も調整しやすく、その分教材費を安くすることができました。




バックナンバーを取れない

英語は、途中から選択したので、ABCから始めたかった三男は、バックナンバーを購入し、そこから遡って学習しました。

紙のバックナンバーは、安く入手できるので、とても安価に学習することもできました。ちょっとした裏技ですが、いちど入会して、受講している間にバックナンバーを購入したら、入会前のものも遡って入手できます(受講している科目にかぎります)。Z会の教材を安く入手する裏技です。

なお、今は英語はレベル別になり、どこからでもスタートできるようになったので、バックナンバーを取る必要も無くなりました。

タブレットでは、受講していなかった時期の教材は入手できないようになっているみたいです。





長期休みだけの受講もできる

Z会のタブレットコースのメリット、デメリットを思いつくままお伝えしてきました。
Z会のメリット。それは、入会費がかからず、1ヶ月だけの受講が可能ということです。(申し込み日によっては、2ヶ月受講になる場合もあります)

だから、普段は忙しくてできないけど、春休みの3月だけ、夏休みの8月だけ、冬休みの12月だけ、という受講方法もあり。
3月や8月は、ボーナスでおまけの教材も付いてくるので、教材費を抑えたい、またフルでお試ししたいという方には最適です。









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