一部の市場で一時期無くなりかけたトイレットペーパーやティッシュ類。
たくさんあれば安心できますが、際限なく持つのも困りもの。
我が家では、消耗品は「最低限」ではなく、一定量を超えない範囲で持つようにしています。
収納場所の枠に収まる、というのが目安。
トイレットペーパーのベストな収納場所
トイレットペーパーはトイレに置くのが一番。
ということで、トイレットペーパーの収納はトイレに設けています。
トイレの扉を開いたらすぐ頭上に、木の板の棚を渡しているだけの簡単なもの。便座にすわって、上を見上げたらすぐに在庫確認できるし、出し入れも簡単。
ただ、背の低い子どもに自分でとってもらうには不適な場所ですね。
我が家では、三男以外は背が高く、しかもみなトイレットペーパーの需要が低い男子なのでここでオーケーです。
もし、子どもが小さく、女の子なら、一つはもっと取りやすい場所に置いたほうがいいです。
トイレットペーパーの在庫の管理方法
トイレットペーパーは12個が「枠」。
トイレの幅いっぱいの収納棚には、トイレットペーパーを12巻収納することにしています。トイレットペーパーは、たいてい生協で購入しています。
愛用のトイレットペーパーは、4巻パックと1巻ずつ売っています。先日はたまたま一巻ずつのものが4巻パックより安くなっていたので、いまは1巻売りのものが並んでいますが、普段は4巻パックを買っています。
4巻のスペースがあいたら、近いうちに新しいトイレットペーパー4巻パックを買うというスタイルで在庫管理。
最低で8巻、最大で12巻がストックがある、というわけです。
以前、知人で「トイレットペーパーの家の在庫は1個だけ。在庫の一つを使いはじめたら新しいのをコンビニで買ってくる」という人がいました。私も、消費がゆっくりなものは、そのように管理しているものも多いです。でも、トイレットペーパーの場合は、ある程度消費が早いため、買い物に行く頻度も減らしたいところ。また、東日本大震災以降、トイレットペーパーなど、日常で必須の消耗品は、ある程度の備蓄を持つようにしています。
左に見えるブラウンの紙袋は、トイレ掃除につかう使い捨て布。
今は小さく切った古いバスマットが入っています。
普通の家なら、生理用品などもあるかと思いますが、私は布ナプキンを使っているので生理用品のストックは持ちません。
ティッシュよりトイレットペーパーの備蓄を優先
買い占めで、一時期ティッシュやトイレットペーパーの陳列棚が空っぽという店舗がありました。私も、先日、ティッシュを買いに行ったら、「一人2ケースまで」という張り紙がしてあり、ぴっくりしました。
紙類といっても、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、キッチンペーパーなど、いろいろな種類があります。それぞれを一定以上、ある程度の在庫は必要だと思いますが、家によってはそれほど収納できる場所がない、というケースもあります。
収納場所があまりとれない場合は、他の紙類よりもトイレットペーパーを優先してかうほうがいいでしょう。
トイレットペーパーは、たとえばティッシュやキッチンペーパーよりも汎用性が高いからです。
ティッシュペーパーやキッチンペーパーを、トイレットペーパーの代用品としてトイレに流すことはできません。ティッシュは、トイレットペーパーよりも水にとけにくく、トイレを詰まらせてしまうこともあるようです。
収納性が高い長いロールのものを選んでいます
愛用しているトイレットペーパーはCOOPの225m巻のもの。その名も「めっちゃ長いトイレットペーパー」。一般的なシングルの60m巻と比べると、3.75倍の長さ。トイレットペーパーを交換する手間や、買いに行く回数を減らすことができ、収納場所も取らないのが気に入っています。
無香料なのと、再生紙100%というところも気に入っています。
長いロールでも紙質は十分
巻が長いということは、つまり、あまりふわふわでなく、きっちり巻いてあるということ。肌ざわりは、ふわふわなものより当然劣ります。
が、使い捨てのものに肌ざわりがよく「上質」なものっていろいろな意味で贅沢です。
我が家で使っているトイレットペーパーが決して肌ざわりがいいものでないのは知っていましたが、ドイツに行ってからは、我が家のトイレットペーパーも十分だと思えるようになりました。
当時「エコ大国」と言われたドイツでは、もっともっと「ひどい紙質」のトイレットペーパーをどこでも使っているのをしったからです。ちょっと固い紙でも、用は足せるし、固いと思ったら手でほぐせばいいんです。
ドイツに住んでる友人曰く、「ヨーロッパのトイレットペーパーは、どこに行ってもこんなもの」だそうです。
家計簿をつけて在庫を管理
私の所属している「友の会」では、皆で家計簿をつけているんですが、その一環で時折「買い物しらべ」というのを実施します。何年かに一回は、「消耗品しらべ」というのもやっていて、ラップやアルミホイル、トイレットペーパーや洗剤などの消耗品を、自分の家でどれぐらい使うのか調査します。
参加した人は、自分の家で、1ヵ月にどれだけ、いくら分のトイレットペーパーが使われるか把握できます。
今回のように、店頭にトイレットペーパーが品薄になっていても、家の在庫をみただけで「あと3ヶ月分あるからだいじょうぶ」などと確信をもって安心できるでしょうね。
私は、食品の買い物調べはなんどかやったことがありますが、消耗品はやったことがありません。今度のトイレットペーパーの騒動を機に、我が家でも消耗品しらべをやってみようと思います。
でも、こういうのって、強制力が働かないと、なかなか自分で着手できないんですよね。。。
というわけで、この次に「消耗品しらべ」の話が来たときに、実践しようと思います。
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