会社でいつも使っている薬用ハンドソープが、人気で一時期売り切れていたという記事を書きました。
そのあと、近所の薬局に行っても、やはりその液体ソープが売り切れていました。
その話を家族としてとき、殺菌力がつよいソープが売り切れてる、という話は夫も別の筋から聞いたようでした。
我が家では普段から液体ハンドソープはつかっていないから、市場から売り切れてても関係ないね、と子どもも笑っていました。
我が家で使っている石鹸は、「脂肪酸ナトリウム98%」と書かれている、純石鹸。
いつもは生活クラブ生協で買っています。でも、2週間前に注文する必要があるため、注文し忘れた時には、スーパーやドラッグストアでも買います。
脂肪酸ナトリウムの原材料によってか、使い心地はメーカーによって多少違うものの、基本的にはなんでも洗えます。
表記は、「洗濯用」となっていますが。。。
我が家では、洗濯以外に、掃除、食器洗い、洗顔、身体を洗う、髪の短い子どもは洗髪も。純石鹸ひとつですべて洗える。
なぜかといえば、石鹸で洗うという目的以外のために、余計なものが添加されていないから。
例えば、手肌用として、手の潤い成分がはいっているソープを使うと、それは食器洗いには使えない。
洗濯石鹸として、蛍光剤など、より白く洗い上げるための成分が入っていたらそれは顔を洗うには使えないでしょう。
「洗濯用」とうたっている商品でも、材料が他にも使えるものだけしか入っていなかったら、他のものにも使える。(もちろん、使うときには自己責任にはなります)
「汚れを落とすとはどういうことか」
「石鹸は汚れを落とすのにどんな働きをするのか」
例えば、「品名」は、「家庭用品品質表示法」によって、その用途を定められています。メーカーが、消費者にも分かりやすいように、洗濯に使うせっけんには「洗濯用せっけん」と表示する義務がある。台所用せっけんも同じ。
でも、洗濯用せっけんと、台所用せっけんの成分が違うのか?といえば、ほとんど同じ場合もある。すると、品名は「洗濯用」でも、手洗いや食器洗いに使えたりもするわけです。
それを知っていたら、液体ハンドソープが無くなっても慌てることはない。液体ハンドソープでないと、除菌できないし、手も洗えないなんてことはないから。
愛用の石鹸ホルダー。
お気に入りの固形せっけん。
大きいのでナイフで半分にカットして使っています。安くてなんでも洗える。手も荒れにくい!
今回の新型コロナ騒動で、いろいろなものがなくなっています。
このように、環境や、使うものが変わっても、その動作をするため(例えば手を洗うため)に、何が必要なのか、という本質がわかっていたら、他のもので代用したりすることが容易にできるから、慌てることはありません。
環境が多少変化しても、道具を何のために使うか、という本質を見れば、色々なもので代用できることがわかります。
ものの少ない暮らしをしていると、そうした眼が養われるように思うのです。
使い捨てマスクがない→ガーゼの布マスクならどう?
市販の布マスクがない→手作りできるかな?
ガーゼがない→他の布で作れないか?
マスクの材料もない→そもそも予防用ならマスクは過剰に不要なのでは?
などなど。
飛沫感染を低減する目的なら、そもそもマスクの形をしていなくても、いろいろ代用できるものはあるかもしれませんね。
そういえば、以前にネル生地で母がマスクを手作りしてくれたことがありましたが、繊維も密なのに暖かくて、とても使い心地が良かったです。
まあ、ウイルスの拡散防止にガーゼと比較してネルがどれほどの働きをするのかはわかりませんが。
我が家の使い捨てマスクの在庫も、一箱を切ったので、ネルのマスクでも作ってみようかな。
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