日本では朝ごはんもバリエーション豊か。
朝はニュースを見がてら、NHK総合が流れていることが多い我が家。
「おはよう日本」の中には、朝ごはんを紹介する「朝ごはんの現場」というコーナーがあるんです。
さまざまな職業や暮らしをしている人の朝ごはんを紹介されます。
例えば、ねぎ農家の朝ごはんはねぎ尽くしの朝ごはん。
アスリートの朝ごはんは朝からがっつりタンパク質豊富。
いろいろな朝ごはんが紹介されていて、観ていて楽しい。
そして、もっとも多いパターンが、やはり
ご飯、味噌汁、卵料理か焼き魚、漬物や野菜料理
なんていうご飯が多いように感じます。
こういう番組、インスピレーションの刺激になるし、楽しくはあるんですが、主婦としてはちょっと負担に思うことも。
というのも、うちでは、こんなに皿数だしていないなぁ、とか、こんなにちゃんと作れてないなぁ、とか。
少なくとも、以前の私はそのように感じてしまうときもありました。
そもそも、メディアを鵜呑みにしていた10数年前には、
「みんなこんなにリッチな朝ごはん食べているんだ、だから我が家も当然そうしなきゃ」
と思っていました。
おかしいですよね。結婚前までは、毎朝シリアルとフルーツしか食べない、というアメリカ人をたくさん見てきていたのに。
身体の声を聞いて、食べたいものを食べる。
私も、朝ごはんを抜くと身体に悪いから抜いてはいけない、と頑なに信じてきました。
朝はあまりお腹が空いていなくても、それを信じて詰め込んでいました。
一説によると、ファスティング(断食)が身体にいいといわれています。本格的なファスティングは難しいけれど、プチ断食なら実行しやすい。
私も、朝はごく軽く飲み物程度にとどめています。その方が身体が楽だから。
「身体にいい」と言われる基準は、「流行」があります。
ブームの糖質制限も、昨今はデメリットもいろいろ言われていて、何が本当に身体にいいのか分からなくなってきました。
身体にいいものも、適量も、体質や体格、運動量によっても違うのだから、「これが絶対いい」なんてない。
そして、皿数もなるべく多くがいい、その方が家族も喜ぶと信じていました。
「多ければ多いほど良い」思考から脱却。
でも、ある時から朝ごはんを簡単にしたら、作るのがラクになったのはもちろん、家族も「早く食べられるようになった」と喜ばれるように。
子どもが保育園に通っていたころ、「これも、あれも」と食卓に並べすぎて、食べるのが遅くイライラしていたことがよくありました。
もちろん、成長期の子どもには、朝食も食べるべきだと今でも思っています。
だって、お腹すいたぁ、と起きてくるんですよ。
(中学生男子は、朝からカレーでもいける)
最近では、皿数を増やすよりも、食べやすいものを心がけるようにしています。
寒い季節だと、朝にうどんや、冷凍庫ののこりご飯でお粥や雑炊というのもよくします。さらっと食べられるので、子どもたちにも喜ばれています。
ちなみに、寒い季節には、土日どちらかを必ず「お鍋」と決めているので、次の日の朝は自動的に「お鍋の締め」で仕上げることが多い。
昨日は、豚肉とごぼうの味噌味のお鍋でした。昨夜は、鍋用うどんでしめ。朝も卵とうどんを追加してあさごはんに。
ご飯よりもうどんなどのほうが、食べやすいらしく、好評です。
いろいろなことにとらわれ過ぎず、身体の声を聞き、食べたいものを、美味しく食べたいなぁ、と思っています。
「やらなきゃ」というフィルターを自ら外すことができた現在では、「朝ごはんの現場」の番組も、楽しく見ています。超有名な声優さんを多く起用しているので、それも楽しい。ドラゴンボールのフリーザの声だった朝は、三男もそれだけでうきうきで登校しましたっけ。
また、フリーザ降臨してくれないかなぁ。
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