だんだん暑くなり、夏バテ、熱中症が怖い季節。
塩分が不足するから、塩アメをなめたり、イオン飲料を飲んだり、塩化ナトリウムの入った飲み物が奨励されているようですが。
我が家は、朝晩のお味噌汁&自宅で作った麦茶で、塩化ナトリウムと水分を補給。
朝ごはんは、ご飯(orおにぎり)、味噌汁、漬物、果物 or ストレートジュースが定番。
ところが、数年前の初夏、朝からお味噌汁は食べにくいと夫に言われました。
そこで、いろいろお味噌の種類を試してたどり着いたのが、麦味噌。
普段は米味噌ですが、夏に麦味噌にしたら、あら不思議。暑い季節にも食べやすいお味噌汁の出来上がり。吸い口に、ネギもよいですが、青シソやみょうがを入れたら、とってもさっぱり食べられます。
我が家で夏にいつも買っているお味噌。
近所のスーパーでは1kg入りが売っていないので助かります。
良いお味噌は、少量でもしっかり良い味がするから、実はコスパは良いのです。
こちらは、美味しいお塩「海の精」を使ったお味噌。
麦味噌は、甘めが多いですが、こちらはそれほど甘くない。お塩の美味しさが引き立ちます。
九州を中心に生産されている麦味噌。
体の芯から温める米味噌と比べ、麦味噌は、さっぱりしていて、汗ばむ季節にも豆味噌より美味しく飲めます。
我が家の味噌はこれ!もよいですが、季節や体調によって使い分けると、より食べやすくなります。
味噌は、日本人の保存食の最高傑作。味噌汁と水か麦茶があれば、塩をなめたり、機能性の飲料を常用するのは不要です。
何度か読み返している、こちらの本。この本を読んでから、ますます身近にあるお味噌汁を、大切にしたいと思うようになりました。
こちらの本では、夏場には枝豆やとうもころしやきゅうりなども具材にしても良いと書かれていて、「プロとしての料理」ではなく、「家庭味」のお味噌汁の話が載っていて、とても参考になります。ああ、家庭料理って、こんなのでいいんだ、と本当に肩の荷がおりました。
料理作りって大変!と考えていて、まだこの本をお手に取っていない方は必読です。