もうすぐ夏休み。
そろそろ夏祭りがあるというところもあるのでは?
スーパーボールならいいけど、金魚すくいで金魚を持ち帰ることってありませんか。
親としては、ちょっと困ってしまいます。
お祭りの金魚すくいで金魚を持ちかえる
子どもの通っている小学校でも、お祭りがあります。一昨年は、いまどきめずらしい「金魚すくい」がありました。
金魚すくいするときは、「おうちで飼えないから持って帰らないよ、それでもいいならやっていいよ」という約束でしたが、
やはりもらって帰る羽目に。よくある、「お世話するから!」という守れそうもない約束の上です。
お祭りの帰り道、金魚の入っている袋を片手にさげ、「金魚の飼い方」の本を探しに書店へ。
そこで見つけたのがこの本。
用意するものはたったこれだけ
なんと、どんぶり一つで金魚を飼うという、驚きの飼い方。
用意するものは、金魚のおうちになる入れ物とえさだけ。
水を汲み置きするバケツや桶も別に必要です。
さっそく、本を参考に、金魚のすみかを作りました。
我が家では、どんぶりではなく、ガラス製のアイスペール。
トイレの窓際に置いて。
高さもちょうどよく、一日に何度も金魚ちゃんを観察できます。
昔ながらの金魚鉢で金魚を飼う感覚。
写真左にちょこっと見えている空き瓶は、えさが入っています
本にあるとおり、金魚がこんなに人懐っこい生き物だとは思いませんでした。
毎日おせわする三男の手から直接えさを食べたりするんです。
とってもかわいかったなぁ。
長生きしてくれた金魚
本のレビューを見ると、「こんな飼い方ありえない」という内容もあります。
でも、同じお祭りの日、お友達の家に行った金魚たちは「ぶくぶくも水槽も買ったのに2週間で死んだ」「ビオトープをつくったのに1カ月で死んだ」など、我が家の金魚より早く死んでしまうのもたくさんいました。上手に飼うと、何年も生きる金魚もいれば、金魚すくいですでに消耗して短命な金魚もいます。金魚すくいの金魚は、結構個体差があるのでしょうか。
この、「どんぶり金魚」が、正しい飼い方なのかどうかわかりません。
でも、 本のとおりお世話したら、我が家の金魚はそこそこ長生きしました。7月に家にやってきた金魚は、12月に亡くなりました。寒い冬の日、子どもたちは泣きながら土に金魚のなきがらを埋めに行きました。