昨日、おせち料理を作りました。
今年は、友の会の仲間、7人でおせち料理を分担。
私は昨年と同じ、煮物の係。3種類の煮物、26人分を用意します。
シンプルな暮らしの中で、ハレとケを大切にしています。
お正月料理は、もちろんハレの日用。
いつもはちゃちゃっと手抜きするところも丁寧に作ります。
いつもは、いりこの粉だしと昆布のところを、鰹節と昆布。
昆布は沸騰前にきちんとあげる。鰹節を絞らない。教科書通りにします。
利尻昆布、真昆布、日高昆布を用途によって使い分けるため、いつも3種類の昆布を常備しているという友の会の先輩も。尊敬です。
教科書には「鰹節は雑味が出るのを防ぐのと、濁りを出ないようにするため、絞らない」とありますが、普段はもったいないから絞っちゃいます。料亭の料理でなく、家庭料理は、この辺を家庭用にアレンジします。
タケノコの中にある、白い粉も、いつもはそのままですが、今日だけは爪楊枝で丁寧にとりのぞきます。
いつもは切るだけのこんにゃくも、手綱にして少しだけ手を加えます。
日本人の食卓は本当に豊かです。和洋中エスニック、全ての料理が食卓にあがります。ごちそうに慣れすぎてしまって、本来のごちそうだったおせち料理やおもちの特別感がないなんて、悲しい。
仕事のある平日は、それほど手をかけずに、シンプルに。そして週末は少しだけきちんと。そして行事のときはとびきり丁寧に。ハレとケを意識して、食卓を整えたい。
下ごしらえが終わって、ストーブの上で煮物がことこと。だしの香りが部屋中に広がって、豊かな空気が流れます。
今日は朝から、Sさん宅に皆で集まって自分の作ったものを持ち寄りました。
我が家はいつもお重に詰めるけど、プレートに盛ったらこんな感じ。
すべて手作りです。
Sさん手作りのケーキをいただきながら、反省会。
こんなに多忙な日なのに、いつも手作りケーキが出てくる。やっぱり友の会の人はスーパー主婦。
いっぽう、我が家の大晦日の夕食は、ほうれん草のおひたし、シメサバ寿司、鹿肉の刺身、2番だしのお蕎麦と簡単に。
大晦日のお蕎麦の習慣は、本当は2番だしを活用するためでしょ?と、いつも思う。
もし煮物を作らなければ、ここで新たにだしを引くか、買うか、化学調味料を使わなければいけない。家事ってほんとうに連続技です。
今年で最後の更新になります。
今年は、コンパクトな家に引っ越したことで、ローンの完済をして、家族の転機を迎えました。
暮らしを小さくすることで、多くのことが好転しました。
読者の皆様のおかげで、コツコツと更新することができました。本当にありがとうございます。
来年も、コンパクトな生活にすることで感じられるメリットを、引き続き綴っていけたらと思います。
より希望のある世界を祈って、新しい年を迎えたいと思います。
ーー手際よい家事の参考になるトラコミューー
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