安い時に買い込んだ調味料や洗剤など、消耗品の在庫。
消耗品だから、いつか使うはず。
そう思っていて、ついつい増やしてしまう。
その多さに、スペースも労力も奪われていませんか?
ストックが増えてしまう原因
ストックが増えてしまっても、管理ができているならそれでもいい。
でも、多くの場合は、在庫がたくさんありすぎて、管理できていないのではないでしょうか。
私も、ボランティアで他所様のお宅にお片付けにいくことがありますが、大抵の場合は管理できていないケースしか見たことがありません。
例えば、缶詰や加工品、調味料なんかは賞味期限が長いぶん、余計に溜め込んでいるケースが多いです。
私の見たことあるケースだと、10年以上も前のお醤油があったり、カレーの箱が10箱以上も出てきたり。
食品の場合だと、賞味期限があります。
古いものから順に食べていきたいけれど、たくさんあるストックの中からいちばん賞味期限が近いものを毎回探すのも面倒。
また、管理できていないから、在庫があるかどうかも覚えていなくて新しいものを買ってしまう、なんてこともありがち。
このように、ストックを持ちすぎる原因は、食べるスピードに対して、より多く買ってしまっているから。
(当たり前といえば当たり前ですね)
なぜ、たくさん買ってしまうかというと、大抵は安くなっている時に買ってしまうケースが多いのです。
安く買うのはいいけど、ストックを収納しているスペースや、買い物に出かける時間もコストになることを忘れないでください。
トータルすれば、もしかしたら商品を安く買う以上に、収納スペースや片付ける時間、買い物に出かけている時間に対してより多く支払っているかもしれません。
そして、何よりも、口にするものがいつもいつ買ったのかわからないほど「古いものばかり」より、新しいものの方が気持ちいいですよね。
「安い時に買う」のがよくない理由
安い時に買う。
一見すると節約できているようで、消費しきれない分まで買うと、ムダが出るから、それほど節約にはなっていません。
そして、何よりも「安い時に買う」ということは、自らが買うタイミングをコントロールしていない、ということに他なりません。
だから、予算も守ることができないし、在庫の管理も難しくなってしまうんです。
必要なだけ買う。
必要な分だけ買えば、余剰は出ないし、ムダがありません。
もちろん、その消耗品が家からアクセスの悪い店にしか売っていないのであれば、少し買いだめする必要もあるかもしれない。
毎週1つずつ買うのではなく、1ヶ月まとめて買うのも1年分まとめて買うのも良い。
でも、買いだめをする時には、1ヶ月や1年の消費量をわかった上で。
「ストックの管理」という仕事を手放そう
管理するものが少なければ、在庫を覚える必要もないんです。
少し前の記事ですが、例えば我が家では液体調味料はお醤油とだし醤油以外はストックを持たないようにしています。
お醤油とだし醤油以外はストックがないので、多く使う時になったら新しいものを買うだけ。
とてもシンプルです。
私は、お醤油とだし醤油は生協のものを買いたいので、ストックを持ちます。もし、私がでも、近所のスーパーに行けばすぐに買えるものなら、多くは持たない方がいいと思っています。
以前は、私も、安値で買ったり、冷凍庫に手作りのたくさんの品を買って安心したりしていました。
冷蔵庫内や食材なども、在庫リストを作るなど、今思うと結構マメなことをしていましたっけ。
でも、子どもたちが大きくなって、食べる量が増えるにつれ、ストックの回転もとても速くなり、在庫管理が追いつかなくなってしまいました。あっという間に消費するから、気がつけば、在庫リストがもうup-to-dateじゃなくなってしまっていたんですね。
今は、必要最低限の在庫しか持っていないので、在庫管理そのものをする必要がなくなりました。
そして、「在庫を早く食べなきゃ、作らなきゃ」とか、「在庫リストを新しくしなきゃ」とか、買い物に行った先で食材が家にあったのかなかったのか思い出すストレスもなくなりました。
主婦の仕事って、料理や掃除、子育てがメインだけど、生活にまつわる全ての雑多なことがたくさんあります。
そして、「在庫の管理」のような小さい仕事が、幾重にもあります。
そうした、小さい仕事を、一つ一つ手放したら、頭の中がスッキリするだけではなく、本当に家の中もスッキリしてくるから不思議です。
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