cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

一度やめた習慣を再開。紙の新聞を今更ながら読み始める理由。


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新年から、紙の新聞の購読を再開しようと思っています。

数年前から、新聞はデジタルで購読し、読んでいました。
でも、新年から、デジタル購読1紙を一時ストップして、紙の新聞購読を再開しようと思っています。





デジタル版の新聞はここがいい!

満遍なく記事を読める

YahooやMSNなどをネットブラウザのトップページにしていると、いやでも「本日のトピックス」のようなニュースが目に飛び込んできます。

そこで、興味ある記事だけをクリックして読む、という次世代型の情報収集が、もはや定番になりつつあります。

すると、余計な情報が入ってこないのはいいのですが、どうしても自分の読む記事に偏りが出てきてしまいます。

我が家では、テレビのニュースも見る(夫が見ているのが聞こえてくる)ので、「そのニュース知らなかった」ということはないんですが、たまたま夫が出張で不在だと、テレビからの情報が入ってこない。

すると、ネットだけになるんですが、これが満遍なく情報が入ってこないんです。

もちろん、不要な情報はカットしたいのですが、自分で選んだサイトだと、また似たような関連記事しか表示されないので、なかなか「タイトルだけは知っておきたいこと」というのも表示されない。

私は、お客さんと直接話すような仕事ではないので、毎日の時事に敏感になる必要はないのですが、ネットだけではあまりにも自分の知りたいことだけに偏りすぎる傾向があります。

その点、購読するデジタル新聞なら、紙の新聞のように満遍なく新しい記事が毎日更新されます。
タイトルぐらいは、否応なしでも目にすることができます。

テレビやラジオは、あまり興味のない内容の部分を飛ばすことはできませんが、活字なら読み飛ばすことができるのがいいところ。



片付けの必要がない

新聞受けから新聞をとってきて、読み終わったらまた新聞回収袋に入れる。

単純なことなんですが、誰かが読むための新聞を取りに行かなきゃいけないし、読み終わったら片付けなければいけません。

新聞を読む人が家族に何人かいたら、皆が読み終わったかどうかわからないので毎日「新聞、もう捨てていい?」と家族にを繰り返し聞いて回っていました。

誰が最終的に片付ける、という役目を責任を持ってやってもらえればいいのですが、それがなかなか定着しませんでした。

デジタル版なら、リビングにいたままですぐに新聞を読めます。そして、毎回片付けをしなくていい。

古紙がたまらない

紙の新聞で困るのが、折り込み広告や新聞そのものの紙の量。

毎日来るから、古紙回収の時に一苦労でした。
デジタル版なら、当然そんなことはありません。
これが、デジタル版にした、一番の理由です。ゴミ捨ての手間が一つ減っただけで、ラクになりました。





なぜ、今さら紙の新聞?

デジタル新聞の良さを、十分わかっているのですが、なぜ今更紙の新聞を再度購読に至ったか、といえば。

中学生の次男が、新聞を読んでみたいから、と言ったからです。

あまり子どもにネットを使わせたくないから、どうせ読ませるなら紙、と思ったのです。

多分、次男の興味はほとんどスポーツ欄だと思うのですが(笑)他のページもめくる時に少しはみてくれればいいな、と。


久しぶりに紙の新聞を手に取ると、デジタル新聞にはないよさがありました。




一覧性がよく、速く読める

新聞記事は、字の大きさや、フォントなど、当然ですが読みやすいように色々工夫されています。

デジタル版の新聞も、大抵はそのままのレイアウトで読めたりするんですが、なにぶん、PCで読むより紙の方が読みやすい。

これは、多分、個人的な慣れの問題だと思うのですが、本も私は電子書籍より紙版の方が読みやすい。

電子版より、紙版の方が、一覧性が断然あります。

ページをめくりながら、言葉通りに、タイトルだけさーっと「斜め読み」したあと、気になるページだけ読む。
デジタルだと、なぜかこれがやりにくい。だから、全部を目に通すのに時間がかかってしまいます。


また、紙の数ページ前の部分に何か書いてあった、とパッとめくれますが、電子版だと、それを思い出すことができないんです。


デジタルネイティブ世代だと、これができるんでしょうか?



すぐに読める

我が家はmacなのですが、子どもたちも共有で使っています。中学生次男は、youtubeなどで、大好きな野球の動画や好きな歌手の動画などをよくみています。1台を共有して使っているので、パッと新聞を読みたい時には、紙の新聞の方が手にとってすぐ読めるのです。

デジタルの新聞では、パソコンだけでなく、スマホやタブレットで読むこともできます。スマホだと、すぐに手に取ることはできるのですが、如何せん小さい。拡大しながら読むのは、辛いです。


記事を読むのに集中できる

スマホでお天気を確認しようとスマホを手にとっただけなのに、lineやメール受信の通知に気づいて、ついそちらもみてしまい、さらにはスマホで別の調べ物をしだしたりすることってありませんか?

天気や時間を見ようと思っていただけなのに、気がつけばスマホで30分別のことをしてしまっていた、という失敗を何度となくしてきました。

新聞を読んでいる時にも同じことで、途中で通知が入ると、ついそちらの方を見てしまったりして、何をやっているのかわからなくなってしまうことがあります。

紙の新聞なら、そうした誘惑がないので、新聞を読むことに集中できます。



チラシが入る

個人的には不要な誘惑というデメリット、しかもゴミが増える、と折込チラシはあまり嬉しくないのですが、多くの方にはメリットと感じる方が多いと思います。


とりあえず、新聞の試読から1週間がすぎました。

どの新聞にするか、夫と相談したんですが、テレビの偏向報道とのバランスをとって、手始めに読売にしてみました。日経もいいと思ったのですが、おそらく一番新聞を読みたがっていた中学生にはあまり向いていないんじゃないかと思っています。




阪神ファン(夫と長男)の我が家で、まさか読売新聞を読むことになるとは思ってもみませんでした(^_^;)
黒い汚れは、三男が書き初めの時使っていた墨。

ただ、スポーツ欄を熱心に見るのは、日ハムファンの次男なので、あまり問題なさそう。

デジタルの日経はそのまま置いておいて、紙の新聞の本格的な購読は、各紙の試読をしてみて、決めたいと思います。


とは言ったものの、7日でこのゴミの量。
本当に続くんでしょうか。。。