cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

やらないと損をする?節税や保険制度、そして投票。


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ふるさと納税のお礼の品が届きました。今年で6回目ぐらいでしょうか?

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フレッシュなりんご10kg。
ふるさと納税でいただくお品物は、スーパーで特売になっているものより、大きくて美味しいものが多いです。


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今年のふるさと納税はもうお済みでしょうか?

ふるさと納税、「聞いたことある」「なんだかお得みたい」と思っているけど、まだ始めていないという方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。私の周りでも、以外と皆「知っている」けど「してない」人が多いようです。

ふるさと納税は、任意の自治体に寄付した金額が、税金から控除される仕組み。ふるさと納税の税控除を受けるためには、確定申告が必要です。でも、5自治体以内なら、「ワンストップ特例制度」を利用することで、他に確定申告を必要としない人は、確定申告を免除することもできます(所得税でなく、住民税のみに適用)。

ふるさと納税は、する人にとってはとてもお得な制度と言えます。逆に、しない人はみすみす損をしているとも言えます。私は、この制度は、する人にとても「お得感」が強すぎるので、制度的に長続きせず、もうすぐ無くなるんじゃないか?と以前から思っていました。そうして、実際に今年の4月には、総務省から返礼品の割合を下げるよう通達がありました。

ふるさと納税、返礼上限3割に 総務省が4月通知 :日本経済新聞


それでも、今年の秋頃までは、まだ以前のように返礼率の高い品物がありますが、4月の通達以降は、昨年は寄付1万円で返礼品「洋梨10kg」だったところが、おなじ自治体で「洋梨7kg」「洋梨5kg」と、以前より「お得感」が薄くなってきています。
また、地方創生など、自治体が意欲的にその財源を活用できる利点はありますが、一方で魅力的な返礼品を出せない自治体との差などが顕著になるなどの問題点もあります。ふるさと納税の制度そのものがなくなるか、さらに返礼率の規制が厳しくなるかのどちらかでしょう。それでも、私は制度がある限り利用する予定です。


今月からは新米が届きます。お米をたくさん消費する我が家には嬉しいかぎり。昨年、「つや姫」が美味しかったので、今年もリピートです。
楽天のふるさと納税は、ポイントが使えて、さらにポイントが貯まるのが嬉しいところ。



ほかにも、払いすぎた税金を還付したり、節税の方法はたくさんあります。たとえば、今年(2017年)の1月から制度が改正されて主婦やサラリーマンも個人で入ることができるようになった「iDeCo (確定拠出年金)」の制度。運用中にプラスになった利益が非課税となり、掛け金も控除の対象となります。お金を置いておく場所を選ぶだけで、節税になり、掛け金も控除の対象となります。



節税は、脱税と違い、もちろん違法ではなく、まっとうな方法です。知らないともったいない。そして、知っているだけでは得なことはまったくなく、行動しなければその恩恵を受けることはできません。

税の還付や節税はこちらから動かなければ、その恩恵を受けることはできません。国は徴収するところでは強制的に税金を持って行くのに、もらうのは非常に面倒ですよね。腹立たしくもありますが、国はこの「めんどうな手続き」を個人に任せていることで、税金をその「めんどうな手続き」にかかる人件費につかわず、節税していると考えたらどうでしょう。こうなれば、その「めんどうな手続き」をしない、というのはいかにもったいないことか。



我が家では、これらの制度を利用しています。制度を理解したり、申請書を出したりするのは少々めんどうですが、それも家計管理の仕事の一つだと納得しています。あちこち無理に家計を切り詰めたり、ストレスの溜まる我慢したりするよりもずっと楽だと思います。



また、「払うと損をする」と考えている人もいる、国民健康保険や年金。これらも、高額医療制度や、遺族年金など、普段の医療費を抑えたり、将来年金をもらう以外のメリットがたくさんあります。これらを駆使すると、いま高額に払っている生命保険や医療保険が不要になることも。日本人は保険に入りすぎている、と言われているようですが、家にしょっちゅうやってくる生命保険会社のおばちゃんのお給料や、もらえる粗品のお金がどこから払われているか、もう一度考えてみても良さそうです。



この本、読んでみたい。





今週末は衆院選ですね。

「18歳選挙権」が導入されて、誕生日を迎えた長男は初めての投票。自らの将来に希望を持てる政党はどこか?食事中にもいろいろと話題になります。

指をくわえていて、よい国、よい生活を望んでいたり、いまの政局に愚痴を言ったところで、なにも変わることはありません。私たちができることは、自分の望む生活に近づけてくれる政党や候補者を、選ぶことだけです。選挙はその唯一の手段。その権利をみすみす放棄して、暮らしの愚痴をいうのは、意味がないことだと思います。

私の一票なんて、世の中変わらない。行くのが面倒くさい。誰を選んだらいいのかわからない。内容を勉強するのに時間がかかりすぎる...
ある意味、投票に行かないという判断は、とても合理的に思えます。こうした、合理的な判断ができる人が投票に行かないことで、喜ぶ人たちって誰でしょう?もし、入れたい党や入れたい人がいなければ、賛同できない党とは別のましな党に入れるのもありかと思います。


暮らしを良くする方法はいろいろあります。でも、「よい方法を知っている」だけでは、なにも変わりません。
自ら動けば、必ずしや暮らしはよくなる方向に転換するでしょう。あとは実行、実践あるのみ。

これからの時代を創るのは、政治家でも、これまでの権力でもありません。それは、あなたの1票。納税という義務をきちんと果たしているのに、選挙という権利を享受しないなんて、もったいないです。


japanchoice.jp

(本記事は、特定の政党を擁護したり非難する内容でないことを、ご了承くださいませ)