以前、台風のときに2日間停電になり、マンション住まいの我が家は水が出なくなり大変苦労しました。
それから、コロナであちこちに常備するようになったアルコールを、「食器を洗う」のに有効かどうかテストしてみました。
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この時は、油脂もニオイもなかなか落ちにくいカレーで、あえて試したんですが、とれもきれいに落とすことができて、アルコールが大変効果的だったのを実感しました。
それ以降、登山やキャンプに行く時も、それを実践しています。
以前、息子と2人で大和葛城山にキャンプ登山に行ったときのこと。
山のふもとについてから、お腹が空いたので、山麓のテーブルでお昼を調理して食べました。
ここでは、レトルトのスパゲティを調理。
食べ終わってからこのまま登山開始するけど、お皿を洗える場所がない。
いつもなら、最後にお皿を拭うために、食パンを一切れ持ってくるんですが、この日は忘れてしまい、トイレットペーパーでぬぐうことに。
なるべくキレイに食べたつもりでしたが、やはりべったりと油分の含んだソースが付いています。
ペーパーをつかって2回拭き取ったあと、消毒用のアルコールをスプレーして仕上げ拭き。
すると、こんなにきれいになりました！
（内外に残っている黒い筋は傷で、食べ物の拭き残りではありません）
ソースの匂いも残っていません。
このまま、ここにいれてお茶を淹れ、飲むこともできます。
災害のとき、水が出なければお皿にラップを敷いたり、紙皿を使うのもありです。ただ、出るゴミのことを考えると、最良の手順は以下のように考えています。
ご飯をキレイに食す。→
ソースやカレーのときはパンなどで拭き取る→
まだ汚れが気になるならアルコールで拭き取る→
最後にお茶か白湯を飲む
登山で何度も実食を重ねた結果、この手順が最良だと思われます。
普段、水のないところでシュミレーションしてみるのは、とても大切なこと。災害で断水になっても、慌てずにすぐに実践できます。
食器を拭くのに向いているアルコールは、「調理器具にも使える」と書いてあるエタノール。
我が家では、ケンエーの消毒用アルコールか、ドーバー パストリーゼを使っています。
まだまだ暑い時期、お弁当箱の消毒にも使えて安心。
消毒用エタノールは、今いろいろな種類がでています。
が、いろいろな種類を買って、使い分けると、使い分けが面倒ですし、在庫管理も煩雑になります。万が一口にしてはいけないものをキッチンで使ったりしてしまう事故なども防ぎたいので、これからはこの二つのいずれか、口に入っても問題のないもので揃えていこうと思っています。
二人でのキャンプに最適な小鍋兼食器のセット。
災害時にも使い勝手がよく、焚き火にも使えます。
山に行って、降りてくると、水も電気もトイレもある、毎日お風呂に入ったり洗濯もできる、当たり前の生活が、本当にありがたいものだ、と気がつきます。
山に魅力を感じるのは、山に入っている間に自然を満喫できる、という理由ももちろんある。でも、下山後も日常の些細なことにいちいち感謝できて、豊かな気持ちになれるからかも知れません。
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災害・地震・防災
近年のキャンプブームに絶大な影響を及ぼした漫画「ゆるキャン△」。
第2期のアニメが終了してしまいました。第３期の放送、期待しています！
「ゆるキャン△」の原作漫画はamazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」で3巻まで無料配信中△
他に「Kindle Unlimited」で読める防災に役立つ本。実践する前に、まずは知ることが大切。
