【ミニマル家事】自分でやらなくていいんです

先日、リフォームを相談された知人と一緒に、ショールームに行きました。

知人は、70代、息子さんと二人暮らし。
老朽化した、キッチンのリフォームをご検討されています。

まだフルタイムで仕事をされ、家事にあまり時間がかけられないということ。時間的なことだけでなく、家のメインテナンスにはできるだけ労力をかけたくない、ということで、おすすめしたのがこちら。

「洗エール」という、自動洗浄機能のついた、レンジフードです。

フィルターとシロッコファンが一体となった、特殊な形状のレンジフードで、汚れが溜まるだいたい2ヶ月に1度、掃除を促すセンサーがお掃除開始をお知らせ。
お湯をいれるだけで、自動的にフィルターと一体になったファンを自動洗浄してくれる、という優れもの。

超めんどうでなかなか手がとどかない換気扇を、定期的に、しかもほとんど自動的にやってくれるなんて、素晴らしい。機会があれば、こういうものを導入しない手はありません。

我が家はオーソドックスな、旧来型のレンジフード。フィルターとその周りは、1週間に1度食洗機に放り込んで洗浄し、綺麗にしています。もし食洗機がなかったら、もっとたいへんだっただろうな。

でも、結局シロッコファンそのものは自分ではやらず、業者さんに1年に1度おねがいしています。

すべて自分でやらねば、と思って、疲弊している人のなんとおおいことでしょう。
それ、ほんとに自分でしなければいけませんか？
全部自分でやることは、自己満足ではないですか？

自分の手でやりたいこと、他に任せられることを、うまく線引きして、疲れすぎませんように。

冷蔵庫が各家庭で持つようになり、主婦は毎日の買い物から解放されました。洗濯機が各家庭に普及したことによって、洗濯の重労働から解放されました。

同じように、ロボット掃除機や食洗機、洗濯乾燥機なども、主婦の自由な時間を得るためのもの。これらを贅沢品とか、主婦の怠慢などというなら、洗濯機や冷蔵庫の使用も非難されるべきですが、もちろんそんなことはありません。

私の周りでも、ルンバを使っている人が増えてきました。
同時に、子どもが小さくても、働く人が増えてきました。
長男が幼かった頃は、「働き出すのは子どもが中学になってから」という人が多かったですが、今は「小学生になってから」という人が増えてきているように思います。

私たちに、平等に与えられているのは、時間。
そして、一番貴重なのは、いかにその時間を有意義に過ごすかどうか。
どうか、不要な労力で心身を疲れさせ過ぎないように、人の手、機械の手を大いに借りましょう。

技術の進化した現代にすむ私たちには、それらを使う資格があるのです。

私は、認定販売店で、オプションで5年の延長保証がつけられる楽天のJoshin webで購入しました。

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