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男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

【防災】停電時・節電時に役立つ、弱い光でも部屋全体を明るくする超簡単な方法。


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こちらの記事の続きです。

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北海道の震災の後、テレビで、照明を増幅させる方法が紹介されていました。


ランタンなどが無い場合、懐中電灯を上むきに置いて、水を満たしたペットボトルをホヤがわりに照らしたり、ランタンの上に乳白色のスーパーの袋を被せるなどです。





ランタンの周りに白い紙をかぶせたり、ランタンの上に乳白色のスーパーの袋を被せる、という方法は、私も以前から知っていて、先日の停電の時にも実際に活用していました。


でも、さらに弱い光を増幅する簡単な方法をやってみて、とても効果的だったのでご紹介させてください。



鏡を使って光を倍増させる。

我が家では、停電の日のディナーのときに電球型ランタンと、ティーライトキャンドルを併用して食事をしました。

食事の用意をしているときににも使っていたのですが、テーブルの真ん中に持ってくると、もう少し明るい方がいいかな、と思いました。




「これ使って光をコピーしよう」と




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そのとき長男が取り出したのが、鏡。







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そう、鏡に光を反射させると、光を倍増することができます。




部屋全体を照らすほど十分には明るく無い無印のダイヤル式LEDライトも、鏡を当ててみたら、



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ほら、光がダブルに。






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そこに、乳白色の袋をセードがわりにかぶせたら、さらにランタンが明るくなりました。

反射の角度などを調整しても、全体で2倍にはならないけど、1.5倍ぐらいは明るくなった感じでしょうか?





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部屋全体の明るさがこんなに違います。光の強さは同じです。




Dekoria GmbHが手掛けたリビングルーム
https://www.homify.jp

建築などでも、一般的に窓からの光を部屋の奥まで届けたり、部屋を広く見せるために鏡はよく使われます。




壁に光を当てて部屋全体に拡散させる。


食事以外の時は、ダイニングだけを1箇所照らすより、どちらかというと部屋全体が明るい方が動きやすい。

地震などの後では、落ちたものが散乱しているようなことも想定できます。そのときに、手が塞がってしまう懐中電灯やランタンを持ち歩くのは不便。



使ったのは、無印の充電式デスクライト「手元をてらすリビングライト」。



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普段は、このように光はスポットを照らすのですが、


部屋全体を明るくするために、光を壁に当てました。




すると、白い壁や天井に反射して、明るさ「低」でも、部屋全体をほんのり照らすことができました。
もちろん、本を読めるほど明るくはなりませんが、少なくとも、部屋の中で何がどこにあるかわかるほど明るくなりました。





暗い洗面所にて実験。


わが家の洗面脱衣所は、窓がないため、照明をつけないと暗いです。

とはいえ、壁も家具も白いので、日中手を洗うぐらいなら照明は不要ですが、やはり明るくありません。
ここで、手元をてらすリビングライトで下向きスポットの明るさと壁をてらした明かるさを比べてみます。



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手元をてらすリビングライトの「弱」で下向きにした場合。

本来はこのように使います。手元は明るくなり、書きものや勉強、読書にはいいんですが、部屋全体は暗い。




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ライトを壁に向けると、部屋全体が明るくなります。先ほどと同じ強度は「弱」のままです。






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同じ「弱」でもこんなに違う。






光をうまく反射させることで、スポットに光を届けるデスクライトが、部屋全体を明るくする照明に変身します。


手元をてらすリビングライトは、弱なら6時間持続するので、6時の日没〜停電しているからさっさと寝るとしたら、2日は部屋の明るさが確保できます。



手元をてらすリビングライト 無印良品ネットストア



壁が明度の低い、白っぽい色ほど効果的です。
もし、壁が白っぽく無い場合は、ホワイトボードやスチロール版、白い画用紙や模造紙などを壁に貼って光を当てて見てください。


北海道の地震の後、大人気のこちらの商品。


LED持ち運びできるあかり 無印良品ネットストア


本日の時点では、急遽購入された方が多かったからか、ネットストアは在庫がないようです。
もちろん、ランタン風に使えるLED持ち運びできるあかりも優しい光で実用的ですが、わが家にある手元をてらすリビングライトは、超実用的。特に、リビング学習されるお子様や、ダイニングが書斎の主婦にもおすすめです。




災害が起こった後は、店頭から、懐中電灯や電池は消えてなくなってしまいます
思い立った時に、そして在庫のある時にもしもの備えをしておくのが正解。

手持ちの電池や電源を長持ちさせるために、色々工夫する方法を知っていたら便利です。

幸い、4日ぐらいかかるかもしれないと言われていた停電も、2日だけでしたので、普段使っている手持ちの照明器具で、間に合いました。




【防災】停電対策に、これだけは絶対必要!ライト編 - cozy-nest 小さく整う暮らし

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