cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

普段のシンプルが「ハレの日」を際立たせる。


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家の装飾をほとんどしない我が家ですが、
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少しだけ季節感を意識してしつらえます。



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洗面所。







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ここも簡素に。







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年末買ったのは、千両のひと枝のみ。
お正月らしい、絢爛豪華なお花も素敵ですが、我が家では4日から日常が始まります。そうすると、日常が始まる頃にはもう豪華なお花もお腹いっぱいになる気がします。小さい千両だけでも、季節感はそこそこ味わえます。







生活の「ハレとケ」を大切に。

ハレの日と日常を意識することで、暮らしにリズムやメリハリがつきます。そうすることで、「ハレの日」の贅沢感をより感じやすくすることができます。

料理や飾りや道具も「その日は特別」。そういうものをたくさん持つと、暮らしは豊かになるでしょう。


でも、近年ではお正月から空いているお店もあり、普段からご馳走を食べているから、お正月の特別感がなくなりつつあります。
そして、2日から街のお店もあき、セールが始まります。福袋争奪戦が一種のお正月の風物詩となっているというのもまた事実です。


ハレの日のために、特別な道具を多くもつ必要はない。むしろ、消費しすぎる生活の中では、普段の生活に「ケ」を意識することで、暮らしのストレスが逆にへり、ささやかでも「ハレ」を際立たせることができるようになります。



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お正月の食卓も、年々シンプルになっています。




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以前、黒いお盆を持っていたのですが、





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普段に登場することが少なく、出番が特別な日専用になっていました。
黒いお盆の方が、確かにキリッと引き締まるし、「特別感」はあります。SNS映えもしそう。
でも、暮らしの満足度は、当然 「見栄え」だけではありません。





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コンパクトに重ねられる木目のあるお盆に変えたら、日常で使う回数がぐっと増えました。
私にとっては、見た目の華やかさより、普段にも好きなものを十分に使いこなせている充実感の方が満足度が高いことがわかりました。

それでも、いつもはあまり使わないお重、お正月しか登場しないおせち料理、お正月のお花。それだけで、お正月気分は味わうには十分でした。