今週は、防災のテーマを主軸に記事をお送りしています。本日は、お米の備蓄の話。
新型コロナの影響で、買い物にいく回数を減らして、備蓄を見直した方も多かったのではないでしょうか。
我が家は、男子3人を抱える中、かなり食べるほうの家庭。また、普段から週末にまとめ買いをする習慣だったため、さらに買いだめして買い物の回数を減らす、という工夫はあまりしていませんでした。
とくに、主食であるお米は、ふるさと納税のお礼の品を利用していて、定期的に配送されてくるので、なにも普段と変わることはありません。
ただ、年々ふるさと納税のお礼の品の返戻率がわるくなり、以前は月に20kg届いていたお米は、今年は同じ寄付額で15kg。それでは足りないため、生協やスーパーで度々購入もしています。
定期的にお米が配送されるのはとても助かりますが、ふるさと納税が来た直後はたっぷりと備蓄があるけれど、届く直前はほぼ備蓄なし、という状態でした。
今回、災害時や、何かのきっかけで買い物できなくなったとき、他のものはともかく主食のお米だけは確保しておきたい、と思い、お米の備蓄を見直すことにしました。
お米はどれぐらい備蓄できる?
普通の白米だと、精米が終わってからどんどん酸化が進みます。
精米したてが当然最上の味で、日を追うにつれ味が落ちてきます。
我が家の場合、ふるさと納税で届くお米は1ヶ月15kg。1ヶ月のお米の消費量は6kgくらいなので、最後の一袋を使い切るのに、だいたい2.5週間ほどです。
これは子どもたちから「お米の味がわからないお母さん(私)」の評価ですが、精米されてから届きたてのお米と、1ヶ月にとどく最後の袋の最後に炊いたお米と、どれほど味が違うのか、といえば、私には全くわかりません。
個人的には、精米から数日たったお米と、3週間たったお米の味の違いがわかりません。
(ただ、精米直後の味は別格だということは知っています。精米機のある友人宅でいただいたご飯の味は格別でした。その友人から、おなじお米を精米してもらい、数日後に家で食べたら、同じお米とは思えないほどフツーの味だったのを覚えています。)
もちろん、精米されてからの日数が少なければ少ないほうがいいのでしょうけど、我が家では1ヶ月くらいはとくに味が変わりなく食べれると思っています。
では、どういうお米が長期保存に向いているのでしょう?
玄米は長期保存に向いているけど災害備蓄に不向き
昔ながら、お米は備蓄できるもの、とされてきました。
歴史的には、金銭の代わりに納税の手段としてお米が使われていたほどです。権力者の富は、米の石高が基準になっていましたね。
ただ、備蓄するには、玄米であることが条件です。
玄米でも、当然劣化はしますが、白米ほど酸化が急激に進むことはありません。
では、玄米は備蓄に向いているかといえば、災害用にはあまりむ言えていないと言えるでしょう。
まず、普段から玄米を食べ慣れていないと、玄米は美味しく感じられません。
じゃあ精米すればいい、といっても、電動の精米機は電気が使えなかったら使えません。
また、玄米は、そのまま食べるのなら、調理により長い時間、多くの燃料を必要とします。燃料が貴重な災害下では、玄米の調理はあまり現実的ではない。
窒素充填のパッケージのお米は長期保存向き
普通のお米の袋は、小さい空気穴が空いています。
そういうタイプのパッケージでは、劣化が早く進みます。
玄米でなく白米でも、窒素充填タイプのパッケージなら、ふつうの袋のお米よりより長く美味しく保存することが可能です。
窒素充填のなかのお米がギュッと密閉されている、あのパッケージですね。だいたい1kgとか2kgなど、少量パッケージのお米に多いです。
備蓄に向いているもの=普段から食べているもの
ローリングストック向きの食品としては、普段から食べ慣れている、または調理し慣れているということが条件です。
残念ながら、我が家でいつも食べているお米は、上記の長期保存できる窒素充填のパッケージではありません。
ロウカット玄米を多めに備蓄する
そこで、我が家では、普段から食べ慣れているロウカット玄米をいつもより多めに備蓄することにしました。
ロウカット玄米は、炊飯器の白米モードでも炊ける、というのがウリの、食べやすく加工した玄米です。
我が家では、基本的に私が常食しています。
子どもたちに玄米を食べさそうとしても、小さい頃はなかなかうまくいきませんでした。でも、子どもたちが大きくなり、次男は、自分で健康を考えられるようになってからは、ロウカット玄米を進んで食べてくれるようになっています。三男はもともと玄米は結構好き。長男はあいかわらず白米主義なので、長男がたべるときにはロウカット玄米は混ぜないようにしています。
ロウカット玄米は長期保存できる
ロウカット玄米は、1袋2kgで、窒素充填型のパッケージなので、未開封の場合は5ヶ月ほど味を落とすことなく保存できます。賞味期限を超えても食べれると思うと、少なくとも半年はそのまま保存できます。
ロウカット玄米は炊くとき熱源を多く要しない
また、白米とおなじように炊けるので、もし電気やガスが使えない環境下でも、普通の玄米より熱源を抑えながら炊くことができます。炊飯器が使えなくても、お鍋でご飯を炊くコツを知ってさえいれば、調理できます。
ロウカット玄米は洗わなくていい
ロウカット玄米は、無洗米なので、洗う手間がありません。
洗わなくていいのは玄米全般に言えますが、飲料水が貴重な災害下においては、お米を洗わなくてもいいというのは嬉しい。
ロウカット玄米の栄養価は玄米と同等
ロウカット玄米は、扱い方は白米の無洗米と同じなのに、栄養価は玄米とほぼ同じ。
玄米を食べている方なら知っていると思いますが、玄米を主食にすると、副菜(おかず)はそれほど必要じゃなくなります。栄養価が高いから副菜が少なくてすみます。
それよりも、白米がおかずの味を薄めるためのように食べられがちなスタンスと違い、玄米の味そのもので満足して、味の多いおかずをそれほど必要としないのです。
近では、栄養価の低い食品を食べると低栄養状態になり、たくさん食べるようになり肥満を促進する、という研究もあるらしいです。玄米を食べることは、食べ過ぎを抑えてくれます。もしかしたら、玄米が栄養価に富んでいるから、身体が勝手にそれを判断してくれて、多くの副菜を食べたいと感じないのかもしれませんね。
材料の供給も限られるかもしれない災害時。主食に栄養価の高い玄米を食べると、白米に比べて多くの副菜に頼らなくても良くなります。
ロウカット玄米は、いつも楽天で「金芽ロウカット玄米」を製造している東洋ライスの公式ショップで購入しています。近所のスーパーよりも、楽天で買う方が安いし、重たいお米を家まで配送してくれるのはありがたいです。
普段はあまり食べない、または1食分ずつ食べたいなら、すでにアルファ化されて手軽に食べられる「ロウカット玄米ごはん」を常備しておくのもありかも。ロウカット玄米の味見をしてみたい方にもおすすめ。
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