無印良品の定番商品、再生紙ノート。
ファイル用の穴が無くなったり、若干の企画変更はあるものの、ずっと前からの定番商品です。
我が家は、それほど教育に熱心なわけではありません。
幼いころは習い事もほとんどさせていませんが、我が家なりの方法で、こどものためになりそうなことを、すこしだけ家庭で取り組ませています。
その一つが、日記。
「良いこと日記」を続ける意味
子どもが字を書けるようになってから、このノートに日記を書かせていました。
書く内容は、今日良かったなと思ったこと、「良いこと日記」。
目的は、字が上手になるとか、作文が上手になるとか、そんなことではないのです。(もちろん、そうなってくれたらおまけで嬉しいです)
どんなに悲しいこと、つらいことがあっても、
その日のちいさな良かったことを見つける子に育って欲しい。
そして、それを記録することで、大きくなって、いろいろ大変な時期があっても、
その記録を見返すことで、幼い頃に楽しく暮らしたことを思い出すきっかけになればと思っているからです。
人生、いつも順風満帆というわけにはいきません。
でも、つらい時でも生きていける、大変なときもがんばろう、と思えるのは、私の場合、幼い頃の幸せだったというかすかな記憶。
この日記帳が、子どもたちが大きくなったとき、つらいときにも、自己肯定感を育み、幼い自分自身からのエールになってくれたらいいなと思っています。
日記、始めたての頃。
文をまだ書けないので、布団に入って寝る前に、「今日はなんか嬉しいことあった?」と会話しながら、聞き出し、私が代筆していました。(ひどい字でお許しください。)仕事をしていると、どうしてもこどもと触れ合う時間が少いなので、意識的にこどもとこのテの会話を作るきっかけを作れます。
代筆していたときには、ノートを半分に折って、左側にその日の良かったこと、右側に、やりたいこと、なりたいことなどを書いていました。
そのうち、自分で書くように。
字は汚いし、文もめちゃくちゃ。内容も、「ごはんがおいしかった」など、日常の他愛のないことですが、それでもよいのです。
字や文法の間違いを指摘すると、続かないと思い、おおらかに、「良かったことを書き続けること」だけを意識しました。
日記がコミュニケーションの手段に
私は、何事にも細やかな心配りができないタイプ。子育てに対してもそうです。
でも、「良いこと日記」を続けることで、幼いころの子ども達とのコミュニケーションを図る時間を意図的にとれたのは、今となってはよかったかなと思っています。
本当は子どもの「ただいま」の声のトーンで、子どもの様子がわかる生活が理想かもしれない。でも、留守家庭にはそれは難しいです。
話す学校の出来事は、さっき過ごした学童のことばかりで、その前の学校生活のことが、なかなか分かりにくかった。なんでもしゃべる女子の場合は、そんなことないのかもしれませんが、男子は今日の出来事をあまり話さない子も多いのです。
子どもが自分で書くようになり、「書くことなーい」と困った時には、今日の出来事を聞いて、良かったことを引き出したりしました。
私がこの日記を管理しているのは、小学校低学年まで。それ以降は、親に秘密にしたいことも出てくるので、見てもいないし、書くことを強制もしていません。
現在、高2の長男に、最後にこのノートを買ってきて、と頼まれたのが中3頃なので、その時ぐらいまではつけていたようです。今は、別のノートになったのか、お小遣いで同じノートを使っているのか、デジタルでつけているのか、なにも書いていないのかはわかりません。
いろいろ使える、無印良品 再生紙ノート
我が家の愛用しているのは、「再生紙ノート・ウィークリー A5」。
日付を自分で書き込むタイプなので、いつからでも始められるのがいいところ。
毎日書くのは大変です。すこしさぼっても、今日からまた書いてみようかな、と思えるから、日付があるものより、緩く長く続けられます。
実は、上の二人がやっていたこの日記、出版のバタバタで気忙しく、三男にはまださせていませんでした。今回の良品週間で購入したので、今日からでもさっそくはじめてみようとおもっています。
小さく、軽く、薄い、安い。
定番品だから、昔のものがたまっても、デザインが変わらず嬉しいです。
この「ウイークリー」の他にも、「マンスリー」「家計簿」などの種類があります。
使い方次第で、献立表、日記、TODOリストなど、いろいろ活用できます。
我が家では「良いこと日記」にしていましたが、おうちの人との「交換日記」などもよさそうですね。
ーー子育ての参考になるリンクーー
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