家から車でほど近いところに、貸し農園があります。そこを借りている友人に誘われて、三男と遊びに行ってきました。
郊外の住宅地の外れにある、広い農園。周囲はすぐに家々が並んでいます。そのすぐ裏には、不思議な景色が広がっていました。
そこだけ、まるでジブリのアニメにでてくる世界のようなのです。
ヤギがいたり、鶏がいたり、ウコッケイがいたり、その鶏の産んだ卵が売っていたり。魔法使い(?)のような素敵なオーナーさんがいたり。
畑の手入れのお手伝いを少しだけしてみました。
もともと、土いじりは全く興味がなく、そして虫がニガテ。
だけど、一生しないと思っていた登山に、今はまっているので、案ずるより産むがやすしと思い、三男と一緒に草刈りを手伝いました。
ここでは、自然農法をしています。自然農法は、土の力と太陽の恵みをたより、基本的には水も肥料もやらない。有機的な肥料だけを与え、化学肥料を与えない有機栽培とも違います。まさに、自然の恵み。
収穫したてのスナップエンドウをいただき、家に帰って早速塩茹でにして家族にも味見をしてもらいました。食べてびっくり、なにこれ!めっちゃ味が濃い!もう、少量で味の違いがわかり、大満足。
先日は、実家から庭で収穫されたビワが送られてきました。
市場には出ることのない、小ぶりで、傷ありのもの。
味は、お店で買うような優しい甘みだけではなく、酸味が少し混じった濃い味。私は市販のものより実家のビワの味が好き。
実家は神奈川の住宅街ですが、狭い庭で両親が色々育てています。春にはさくらんぼ、赤シソ、青シソ。その次はビワ、そして梅の木で取れた梅干しを漬けたり。夏にはトマトやキュウリ、ナスがなり、冬にはゆずやカボス、青菜などがたくさんとれます。ハーブ類や山椒、ミョウガなどは勝手に生えている感じ。ドクダミやアロエで化粧水を作ったり、ヘチマでスポンジを作ったりもしていました。
そういうのが当たり前だったので、自然農法の貸し農園に行った時は、不思議な懐かしい感じがしました。
あまり加工されていない、手作りの野菜。
見かけはピカピカではないけれど、味わい深く、食べると元気をもらえます。いろいろ加工を施したり、様々なルートを経てくる食品に比べて、いろいろなことを心配しなくてすみます。
こうして、食べ物を育て、楽しんで食べること。そして、すこしでも栽培に関わったりすることは、食べることへの感謝とつながるでしょう。
本来、食べることは生命の営みの基本であり、そして楽しみでもあるはず。
料理することがストレス、という暮らしは、本来の姿ではないはずなのに、どこかでなにかを見失ってしまっているのでしょうか。
万人が食べるものの生産に関われるわけではないので、私たちはお金を出して食材を買います。その食材が、どこで、どう作られたものなのか?よりシンプルに作られたものは、安心して食べることができるし、生命力みなぎる美味しいものが多い。そうした食材にお金を使いたいなと思うのです。
普段は生産に関われなくても、それを加工=料理することなら、比較的簡単に、家のキッチンでできます。
家だと、こだわりの食材や調味料を使って、お料理をグレードアップすることもできる。
生産や調理に関わること。それはストレスではなく、食べることへの感謝につながります。そうした感覚を、すこしだけでも子どもに伝えていけたらいいな。
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