cozy-nest 小さく整う暮らし

男子3人を持つワーママ、尾崎友吏子がつづる、暮らしをダウンサイジングして、すっきり簡単に片付く、自然に優しいシンプルな生活。

備蓄米って実際どう?ファミマで見つけた1kg小袋でお試し炊飯してみた


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備蓄米、気になるけど5kgは多すぎる

最近店頭にも並ぶようになった「備蓄米」。
味や品質に興味はあるけど、スーパーなどで見かけるのは大容量の5kg袋ばかり。

買ってみたいけど、もし美味しくなかったら?と思うと、なかなか手が出せませんでした。
しかも、ネットでの評判を見てみると、なかなかの辛口レビューが並んでいて、ますます腰が引ける。

ファミマで発見!1kg360円の小袋備蓄米

そんな中、ファミリーマートで見つけたのが、1kg入りの備蓄米360円。



近所のスーパーで見かけた備蓄米よりもずっと安くて、なによりこのサイズ感がありがたい。
これなら1回、2回で使い切れる量。
試すにはちょうどよさそう。

家族に内緒で夕食に出してみた


さっそく購入。
出してみると、それほど乾燥し切った感じもないし、白い粒もほとんどない。




夕食に備蓄米を炊いてみました。
白米として、普通におかずと一緒に提供。
ピラフやチャーハン、カレーなど味付きご飯ではなく、あくまで白米勝負。
家族には何も言わず、3カップ分を炊飯。
すると、なんと、誰にも気づかれませんでした。

普段よりも丁寧にお米を研ぎ、炊く時には日本酒を少し加えて、浸水時間は30分ほど。
特別な炊き方ではないけれど、ほんの少しの工夫で印象が変わるものです。
炊きたてを食べた感想としては、「特別美味しい!」とは思わないけれど、普通に美味しく食べられるレベル。
これなら炊きたてで食べ切るぶんには全然ありかも、と思いました。

今回は炊きたてをすべて食べきったので、お弁当など冷めた状態での味や食感についてはまだ未体験。

ただ、炊き立てで完食できるレベルなら、いざというときの備えとしては十分ありだと思います。

備蓄放出と流通正常化の意外な効果

とはいえ、非常時のための備蓄米を、日常でどんどん消費していくのはちょっと違う気もします。
市場に出回りすぎることで、米全体の価格が下がってしまうと、農家さんの負担にもつながります。
当然、備蓄米がなくなった時の有事をおもうと恐ろしすぎる。

でも今回のように、備蓄米の放出がきっかけで「お米が手に入らない」という焦りや混乱を、一旦リセットするような役割を果たしていたのではないかと感じます。

この備蓄米、小売の棚に商品が戻ってきたという点で、どこかアベノマスクを思い出させました。

当時、マスクがまったく手に入らない状況が続いていた中、政府から各家庭にマスクが配布されたことが、結果的に「市場にマスクがない」という空気を一変させるきっかけになったように思います。
今回の備蓄米の放出も、まさに同じような効果があったのかもしれません。

「お米が手に入らない」という焦りや混乱を、一旦リセットするような役割を果たしていたのではないかと感じています。
厳しい評価があったアベノマスクも備蓄米も、個人的には、一定の役割を果たしたという点で評価しています。

ただ、これでも自民党の票はほとんど増えなかったみたいですね。
主食である米を票稼ぎにし続けた天罰が下りました。

選挙では参政党が大躍進。
言っていることは賛同できるところもたくさんあるんだけど、実現性と胡散臭さが、もう、ね。
そもそも、党名からして嘘。
それでも、参政党に似たアッチの政党よりはずーっとマシ。
また「騙された!」ってならないよう、きっちり公約実行願いたいです。


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